400枚書くのは大変でも | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

※添削をご希望の方は、必ず「添削希望の方へ

お読みになった上で、お申し込みください。

作品の枚数もご記入願います。


文学賞突破マニュアル」をご希望の方も、タイトル

下の項目をお読みください。


今回は、推奨しております長編賞への取り組み方と

意義についてです。




枚数規定についての記事へ、コメントにて、ご意見を

いただきました。


「400枚書くには半年かかります。落ちたならまた半年

頑張らねばならないのは、辛いですよ」


こんな趣旨のご意見でした。




もっともですね。


そのとおりだと思います。長編ほど落選の反動は大きく、

次作品を書く意欲に影響するでしょう。


しかし、子竜が長編賞を推奨しているのにはわけがある

のです。しかも、絶対に400枚以上で応募していただきた

い理由がです。




まず、短編賞で入選しても売れるプロにはなれません。


えっ、と思われた方は、よく考えていただきたいと思います。


短編では単行本になりませんよね。せいぜい文芸誌に

掲載されて終わりです。


文芸誌を購読している人は、ほとんど有名作家の作品

だけを読んで、新人のものを読むのはよほど暇なときです。


つまり、いつまで経ってもファンがつきませんから、出版社

からの執筆依頼も来なくなってしまうのです。




そこで、絶対に長編が書ける作者にならなくてはなりません。


しかも、単行本1冊は最低でも400枚ほど必要ですから、

最初から単行本を書けるという能力をアピールしておくの

がいいのです。


あとで受賞作を書き増ししてもダメで、多くの場合、400枚に

するには構想段階からやり直しになってしまいます。


ですので、最初から400枚で書くことを推奨しております。




とはいえ、実際に400枚の作品を書くのは大変です。


ご意見は無理ないものと思います。




でもね、プロになったなら、400枚は二ヶ月で仕上げなくては

ならないのですよ。構想段階も含めての話ですからね。


何年後でも仕上がったときに単行本化しましょう、なんて甘く

はありません。


会社員との兼業であったとしても、出版社側の出版計画に

合わせるしかなく、プロだからこそ遅れは許されないのです。


印刷所ならびに製本所の手配から、表紙デザインや挿絵の

依頼など、出版社は厳密なスケジュールを組みます。


原稿の提出が遅れますと、出版社はそれらに休業補償を

しなくてはならず、あくまでもビジネスですので印税が減額

されるペナルティが課せられる場合もあるかもしれません。




文学賞に応募する目的は、プロになるためでしょう。


まさか、名誉だけほしいというわけではありますまい。




厳しいことを申しましたが、執筆スピードを何倍にもできる

方法はちゃんと存在します。


ただし、当ブログの記事では公開出来ません。


文学賞突破マニュアルご購入者様だけの特典となっております。


この特典には、みなさん目から鱗だったようでして、驚嘆の

感想を送ってくれた方が何名もおられました。うれしいです。




このように、文学賞突破マニュアルは特典も含めて、入選後

にプロとしてやっていけるまでの内容となっております。


プロを目指す方は、絶対に手にしてくださいね。