書くべきはテーマなり | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、テーマの重要性についてです。




結局、読者に何を伝えたかったのか。


さっぱりわからない作品があるとしましょう。


たしかにストーリーは奇抜でそれなりに面白いし、キャラ

も立っていて共感できる部分が大いにある。


しかし、何か物足りない感じがしてしまう。




あなたが書くべきは、ストーリーではなくテーマなのです。


テーマを描くための最適なストーリーを考えるのが正しい

順序なのですが、あなたの作品はどうでしょうか。




テーマとは、人類が普遍的に抱えている問題のことです。


また、科学が発達してきたからこそ生じた新たな悩みなど

もテーマとしてはふさわしい。


そして、テーマを演じるのが登場人物たちであり、中心と

なるのが主人公なのです。




作品の構想を練る段階で、こうした順序を間違えてしまい

ますと、執筆の労力が無駄になってしまいます。


最初にテーマありき。


それを厳守してください。