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今回は、音読のススメです。
読書をするとき、音読する人はほとんどいないだ
ろうと思います。黙読が基本のスタイルですよね。
しかし、気に入った描写文や表現があれば、その
部分は絶対に音読してみましょう。
書き写すのと同じくらいに記憶に残ります。
また、作品の校正をするときにも、音読は有効です。
おかしな表現を用いていた場合、スラスラ読めない
のですぐにわかります。
そして、修正文を考えるときも口に出してみのです。
すると、ピッタリな表現を発見できますよ。
とくに、登場人物の台詞の部分は、その人物になり
きって声に出してみるといいでしょう。
感情を込めたいのに込められない、など、台詞の
不備を発見できます。
とかく、文章を書く人は頭脳だけに頼りがちですが
頭脳だけでは完璧なものにはならず、欠けた部分を
音読してみて補う必要があるのです。
台詞に関していえば、できれば身振り手振りも加えて
みますと、身振り手振りの記述が抜けていることに
気がつくのです。
鏡を見ながらですと、表情の記述の欠落だって発見
できるかもしれません。
こうして、ただ淡々と発言のやりとりをしている記述
から脱却して、本当に人間同士が会話している雰囲
気が出来上がるのです。