どんな駄作も無駄にはならない | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

※添削をご希望の方は、必ず「添削希望の方へ

お読みになった上で、お申し込みください。

作品の枚数もご記入願います。


文学賞突破マニュアル」をご希望の方も、タイトル

下の項目をお読みください。


今回は、無駄な駄作なんてないという話です。




これまでの記事と一見して矛盾しているように

感じるかもしれませんが、時間と労力の無駄

となる基本無視の書き方をやめた上での話で

す。


基本を忠実に守ったからといって、名作が誕生

するという保証はありません。


むしろ、ほとんどの作品が駄作に分類されるか

もしれませんね。基本を守ったつもりでも、何か

が抜け落ちているからです。




そういった、基本厳守の意識をした上での駄作

ならば、無駄にはなりません。


訂正加筆にて、名作に生まれ変わる可能性を

秘めているからですね。


こういう作品なら、修正した次の応募に回して

いただきたい。


しかし、基本無視の作品をいくら修正しても、

文学賞に入選するなんてあり得ないのです。




基本とは、文学賞突破マニュアルにすべて記載

してあります。


悪い例文と良い例文を併記して、比べられるよう

になっています。この点が市販本との違いですし

書けない人の視点に立った配慮をしてあるのです。




基本を守った駄作が無駄にならない最大の理由

書き慣れですね。


そういう駄作でも10作品も完結させるうちに、段々

と抜け落ちるものが少なくなってきます。


つまり、爆発的な上達を自他ともに感じる時期で

して、まずはそのあたりを目指していただきたい

と思います。




以前に書いた作品をすぐに修正しないでください。


修正するのは、上達を感じられるようになってから。


それまでは、ひたすら基本を守り、10作品の完結

を目指しましょう。


きっと、いつの間にかあなたの作品はプロレベル

に限りなく近いものになっているはずです。