作品は我が子同然 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、我が子同然の作品に対する教育方針です。




苦労の末にようやく完成した作品ですから、質が

高かろうと低かろうと愛情とこだわりを感じるのが

作者ですよね。


だから、トンチンカンな批評をされると腹が立ちます

し、よりよい作品にできないものかと試行錯誤を重ね

てしまいます。


我が子同然に、出来が悪くても可愛いものの、より

立派な作品に育ってくれと願うのは当然のことです。




作品が我が子同然であるなら、親として子供をどう

教育すればいいのでしょうか。


大概の親は、他人に迷惑をかけるな、と言います。


でも、本当はそれだけではダメでして、他人や社会

の役に立つ人間になりなさいと教えるべきでしょう。




ならば、他人の役に立つ作品にしなくてはなりません。


作者の主義主張がどうであろうと、読者になってくれ

た人に感動を与え、心の芯から楽しませる作品へと

成長させなくてはいませんね。


子供に教育が出来ない人は親になる資格がありませ

んよね。子供を産んではいけない人です。


アマチュアだからといって、読者という存在を意識して

いないようでは、良い作品にならないのです。




あなたの作品は、親として最低限のしつけはできてい

ますか。


ちゃんとしつけができている子供だけが文学賞に入選

できるのですよ。