面白くない作品 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、面白くない作品についてです。




先日、子竜が直接教えている教室で、面白いストー

リーを考えてくださいと言ったところ、難しいとの返事

ばかりを聞かされました。


ならば、と考えた末に、では、面白くない作品とはど

んなものかを論じることにしました。




面白くない作品とは、どんな作品なのでしょうか。


結論から申しますと、まったく人の動作や動きの

ない作品だろうと思います。


老夫婦が炬燵に入って会話をしているだけの作品

としましょう。二人は一切動きません。でも、会話の

内容が素晴らしいものであったとき、あなたならど

んな評価をするでしょうか。




子竜の評価は半分程度ですね。


なぜなら、動きのない作品を読むのは退屈な作業

です。読者の大半が最後まで読んでくれるかどう

か疑問に感じてしまうのです。


しかし、時々動きが加わりますと、話は一変します。


炬燵から出て、玄関の積雪を除雪してから戻って

くるとか、宅急便が届くなど、会話ばかりの中に、

アクセントとしての変化があればいいのです。




面白くないストーリーを考えてください。


もしも子竜がお願いしたなら、あなたはきっと悩む

でしょうね。


面白さとは何か。


初めて考えるのだろうと思います。