読者は我侭なのか | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、読者という存在について考えてみます。




アマチュア作家だから読者への配慮などしなくて

もいいと考えている人がいます。


しかし、それは勘違いというものです。


読者へは配慮すべきであって、媚びるのではない

のです。




書き手であるあなたと、読者をつないでいるのが

作品です。つなぐ相手がいらないのであれば、

つなぐための作品もいらないことになってしまい

ます。


読者とは時に我侭をを言うでしょう。的外れな批評

をしてくることもあります。


ですが、読者という存在を意識することによって

作品の質が上がるならば、意識しない手はない

でしょう。




説明不足、曖昧な表現、作者のみが理解している

意味不明な文章などは、読者目線でチェックします

と避けられるのです。


あなたは書き手である前に読者だったはずでしょう。


いつも面白い作品を求め、ついには自分で書くこと

を決意したのではありませんか。


ならば、読者だったときの気持ちを最大限に発揮

して、執筆しなくてはなりませんね。




読者の我侭にも低姿勢で応えてみましょう。


すると、何かが弾けて開眼するかもしれません。