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今回は、読者という存在について考えてみます。
アマチュア作家だから読者への配慮などしなくて
もいいと考えている人がいます。
しかし、それは勘違いというものです。
読者へは配慮すべきであって、媚びるのではない
のです。
書き手であるあなたと、読者をつないでいるのが
作品です。つなぐ相手がいらないのであれば、
つなぐための作品もいらないことになってしまい
ます。
読者とは時に我侭をを言うでしょう。的外れな批評
をしてくることもあります。
ですが、読者という存在を意識することによって
作品の質が上がるならば、意識しない手はない
でしょう。
説明不足、曖昧な表現、作者のみが理解している
意味不明な文章などは、読者目線でチェックします
と避けられるのです。
あなたは書き手である前に読者だったはずでしょう。
いつも面白い作品を求め、ついには自分で書くこと
を決意したのではありませんか。
ならば、読者だったときの気持ちを最大限に発揮
して、執筆しなくてはなりませんね。
読者の我侭にも低姿勢で応えてみましょう。
すると、何かが弾けて開眼するかもしれません。