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今回は、日常をネタにする方法についてです。
小説のテーマと題材を考えるとき、ほとんどの人は
何か特別なことをと思うでしょう。
しかし、特別なことなんてザラにあるものではない
ですよね。むしろ、日常の中から感動的な物語へ
と進化させるのが、作者としての腕の見せ所です
し、執筆の醍醐味でもあります。
赤ちゃんが寝返りを打つようになった。
親としてはとても感動的なことですよね。そういった
日常での出来事なんて、山ほどあるのです。
ただ、作者脳に成り切らないまま過ごしていますと
せっかくのネタも見過ごしてしまうでしょう。
ためしに、近所を散歩してみましょう。
今まで入ったことのない路地や道路を通ってみる
のです。
すると、意外な発見があるかもしれませんよ。
子竜の住まいは住宅地の中にあるのですが、路地
が碁盤の目のようになっています。
たまに違う道を通るのですが、花壇が綺麗な家が
あったり、気持ちよさそうなバルコニーを見つけたり
します。
そういう場所にいろんな人物を配置してみますと、
物語が生まれますね。組み合わせによって、恋も
憎しみも生まれます。
すぐにメモとペンを持って、レッツゴーですよ。