何もない日常をネタにする | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、日常をネタにする方法についてです。




小説のテーマと題材を考えるとき、ほとんどの人は

何か特別なことをと思うでしょう。


しかし、特別なことなんてザラにあるものではない

ですよね。むしろ、日常の中から感動的な物語へ

と進化させるのが、作者としての腕の見せ所です

し、執筆の醍醐味でもあります。




赤ちゃんが寝返りを打つようになった。


親としてはとても感動的なことですよね。そういった

日常での出来事なんて、山ほどあるのです。


ただ、作者脳に成り切らないまま過ごしていますと

せっかくのネタも見過ごしてしまうでしょう。




ためしに、近所を散歩してみましょう。


今まで入ったことのない路地や道路を通ってみる

のです。


すると、意外な発見があるかもしれませんよ。


子竜の住まいは住宅地の中にあるのですが、路地

が碁盤の目のようになっています。


たまに違う道を通るのですが、花壇が綺麗な家が

あったり、気持ちよさそうなバルコニーを見つけたり

します。


そういう場所にいろんな人物を配置してみますと、

物語が生まれますね。組み合わせによって、恋も

憎しみも生まれます。


すぐにメモとペンを持って、レッツゴーですよ。