読後感をコントロールする | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、読後感についてです。




オープニングは大胆に、エンディングは爽やかに。


これが理想的な小説の構図です。それ以外の組み

合わせや逆の構図もアリですが、読後感が断然違

います。


読後感を爽やかなものにするには、対極的に、冒頭

部分を大胆なものにしなければならないのです。




それにしても、エンディング部分でクドクド書く人が

多いですね。


推理小説ではどうしても犯人特定に至った経緯や証拠

を述べすので、クドクド感が読後に残ります。


なので、それ以外のジャンルでは、心地よい読後感

がほしいところ。




とくに、枚数が規定よりも足りないからといって、最後の

部分に付け足しをしますと、クドクド感が残りますので、

注意してください。


爽やかに終わり、いつまでも印象に残るエンディングが

理想なのです。