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今回は、作品のリアルさについてです。
小説である以上は、少なからずフィクションの部分
があるものです。たとえノンフィクション作品に分類
されるものであったとしても、すべての登場人物を
実名で記述するのは、名誉毀損問題などが発生し
ますので、不可能でしょう。
よって、どこかに作り話の要素が入ります。
そこで、作り話の部分を、さも実話のように読者へ
伝えなくてはならないのですが、読者のほうも実話
の中に入ってゆくような陶酔を求めているのが読書
というものです。
問題になるのは、どこまでリアルに表現すべきか
という点でしょうか。
殺人の場面においてはあまりにリアルな描写ですと
読むに耐えない凄惨なものになりますし、簡易すぎ
るとその場面を想像しにくくなってしまいます。
また、リアル過ぎる描写は、読者の想像する権利を
奪ってしまいますので、程度こそが大切なのでしょう。
では、どの程度がちょうどいいのか。
場面によって程度を変化させるのがいいでしょうね。
アクション場面はリアルに、それ以外は簡素に、などの
変化があるといいでしょう。
常にリアルな描写を心がける気持ちがある上での調整
ですので、間違えないようにしてくださいね。