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当ブログは小説の書き方について述べている
ものですが、小説を書く人も書かない人にも、
何か参考になればと考えております。
今回は、ブラック小説についてです。
ブラック小説なんて耳慣れないと思います。
子竜も初めて使う造語ですので、当然で
しょうね。
ある個人や団体や企業などを痛烈に批判
する小説で、実名は出さないけれど、読め
ばわかるように仕組んだ小説のことです。
昔から存在するものではあるのですが、
やはり、賛否両論に分かれる分野でして、
子竜も「日本北朝鮮戦争」では、黄正日
という人物を登場させました。
誰のことかわかりますよね。
こういう小説を書く場合には、名誉毀損な
どで訴えられる覚悟が必要ですし、事実無根
な面を強調してはいけません。
実在の暴力団をモデルにしたりしますと、命
の危険性すら覚悟しなくてはならないでしょう。
ところが、怖いことに偶然という事象が存在
します。
かつて、作品の中に暴力団を登場させたの
ですが、カッコイイ名前を付けたところ、編集
担当者から、実在する団体ですよ、と指摘さ
れ肝を冷やした覚えがあります。
今ならネット検索してみるという手がありますの
で、有名人や政治家と同名の登場人物や、
団体と同じ名称を避ける意味でも、検索は
欠かせませんね。
気をつけましょう。