練習のための小説 | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

※お待たせしました。タイトル下の5つのコンテンツが

ご利用いただけるようになりました。



当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、練習のための小説についてです。




おそらく、あなたは練習のための作品を書いた

ことなどないでしょう。


一筆入魂とばかり、素晴らしい作品を目指して

書いておられるに違いありません。




しかし、上達という観点からは、非常に効率が

悪いです。


スポーツでいうと、練習しないで試合ばかりして

いるようなものですので、練習にも励んでいただ

きたいと思います。




練習のための執筆として有効なのは、いくつか

あります。


悪人を主人公に据えた作品。

金儲けしか頭にない主人公の作品。

ダメ親父が主人公の作品。


などなど、普通は絶対に誰も書かない作品を

書いてみることで、キャラクターの生かし方が

わかってきます。




小説とは人間を描くものですので、ぜひとも

チャレンジしてほしいと思います。


いいえ、ちゃんと書けたなら練習用の作品

ではなく、立派な名作として後世まで残る

ことでしょう。