不審な誘いにご用心 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、自費出版についてです。




小説を書いているんらには、いつか本になる

ことを夢見るのは当然ですよね。


しかし、そういう純粋な気持ちを食い物にして

いる業者がありますから、ご用心願います。




子竜は過去に、自費出版の原稿を募集している

出版社へ原稿を送ってみたことがあります。


良い作品であるなら、費用は全額出版社が負担

すると謳っていたからなのですが。。。




しかし、出版社からの電話連絡では、半分だけ

負担願いますとのことでした。


しかも、半額とはいっても、250万円ですよ。


電話で話すだけで決められる額ではありません

ので、従来から取引のある出版社へ行くついで

に立ち寄ってみました。




その出版社は、社長のほかに事務員が一人

いるだけです。


「今まで出版された本を見せていただけませんか」


子竜が申し出ますと、社長が5冊ばかり持ってき

ました。どの本も、表紙が千代紙風のデザインで

タイトルが埋もれてしまっています。センスゼロ。


「この中で、一番売れたのは、どれでしょうか」


質問に応えて示されたのは、どこかの旅行記

でした。そんなものが数多く売れるわけがあり

ません。ガイドブックならまだしも。。。




地元へ戻ってから、知り合いの印刷屋さんや製本

屋さんに、もらってきた旅行記を見せました。


「これ、いくらでできますか」


1000部での金額ですが、答えは総額で60万円

程度でした。半額でも250万円というのは、いわ

ゆるボッタクリですね。




小説を書いている人のほとんどは、出版業界の

ことを何もご存じないと思います。


だからこそ騙されやすいので、注意してください。


どうしても自費出版したい方は、子竜が良心的な

出版社をご紹介いたします。