カナと漢字 | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、カナと漢字の使い分けについてです。




最近は執筆にパソコンを使う人も増えて、漢字に

変換できる部分はすべて変換してしまうという人

が出てきました。


しかし、これは日本語独特の情緒を無視している

といっても過言ではありません。




平安時代にカナが発明されて、日本語は真に

中国語から独立しました。


「私」と「わたし」


この二つを比べてみますと、後者のほうが絶対

に女性的ですよね。


子竜は男性に「私」を、女性には「わたし」を使い

ます。見た目から来る印象も大切なのです。




また、すべてを漢字にしますと読みにくいですし

誰にも読めない漢字も出てくるでしょう。


ちょっとしたことでイメージが変わりますので

原稿をこういう視点から見直すことをオススメ

します。