ストーリーの必然性 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、ストーリーの必然性についてです。




アマチュアの人の作品。。。とくにネット上に

掲載されている作品のストーリーには必然性

というものが欠けているように思います。


気に入らないことを言われたからといって、すぐ

にケンカになるなんて、現実には滅多にないこと

でして、とくに大人や地位のある人はケンカなん

かしませんよね。




それに、偶然が多すぎますね。


とくに主人公の状況が好転する偶然なんて、読者

にすれば作者への減滅感しかわきません。


偶然は、主人公をピンチに陥らせるために使う

べきものです。




作者の価値観だけが独り歩きをしていて、別の

人格であるべき主人公が陰になってしまってい

ます。


作者=主人公、ではありませんので、ストーリー

の必然性には気を配ってください。