読者とは何者か | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、読者の正体についてです。




プロを目指す人は、絶対に読者というものの正体

を知っておく必要があります。


が、消費者ニーズやマーケティングというものとは

異なり、読者そのものの正体のことです。




小説を書こうというくらいですしプロを目指すのです

から、当然、読書はするでしょう。そのときのあなたは

紛れもなく読者なのですが。。。


どんな小説を駄作だと感じたのか、あるいは名作だと

思ったのかを思い出してみてください。


意外なことに、明確ではなかった気がしませんか。




そうです。そのときの気分によって、読者とは気まぐれ

な存在なのです。


ほとんどゴーストライターが書いているのに、有名タレント

の著作がベストセラーになったりしますが、1年ほど後に

読み返してみますと、買ったことを後悔したりします。




ブームに乗るのは悪いことではありませんが、ブーム

は読者の気まぐれが作っているものですから、それ

だけに依存しては長続きしません。


最近のボーイズラブのブームは、ひとつの分野として

確立されるのかどうか、境界線にあるといえるでしょう。




危ういと感じたら他の分野へ素早く転向できる能力

とは、やはり小説を書くための基礎力ですね。


当ブログの隅から隅まで味わい尽くしてください。

絶対に文学賞は突破できますし、プロになっても

長く活動できることでしょう。