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当ブログは小説の書き方について述べている
ものですが、小説を書く人も書かない人にも、
何か参考になればと考えております。
今回は、アマチュアの特権についてです。
プロになっても自分の好きなジャンルやストーリー
の作品を書けるものと思っている人が、多いですね。
基本的に、出版社というところは売れそうな作品
しか採用してくれません。作家の嗜好よりも消費者
のニーズを優先するのです。
ところが、アマチュアの作品は自由です。何をどう
書いても構わないのです。
アマチュアだからこその特権ですね。
その特権を生かして、プロを目指している人は
アマチュア時代にいろんな分野の作品を書いて
おくことをオススメします。
なぜなら、同じような場面でも、恋愛小説と時代劇
とでは表現の方法が微妙に違うことに気が付くで
しょう。
同じキッスシーンでも、恋愛小説とポルノとでは
明らかに違いがあると思いませんか。
アマチュア時代にほとんどすべてのジャンルを
書いてみましょう。表現の違いを知っておくことが
プロになってから生きてきます。
いろんな表現方法を知っておくことで、あなたの
作品はひと皮もふた皮も剥けることでしょう。