文章力を極める | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、文章力の極め方についてです。




何度もお伝えしておりますように、文章力は

書き慣れることである程度までアップします。


メールでもブログの記事でも、毎日欠かさずに

書くことで、文章教室などに通わなくともアップ

するのです。


ただ、プロ級の文章力を身に着けたい場合は

書き慣れるだけでは無理ですね。


どうしても、プラスアルファが必要になります。




では、プラスアルファとは何でしょうか?


それはズバリ、書き手の魂の叫びです。


絶対にコレを伝えなくてはならないという使命感

からくる魂の叫びこそ、万人に訴える力となります。


自分をカッコよく見せたいだけの文章に、魂など

感じられませんし、そういう文章の集まりである

小説に感動する人はおりません。




文章はテクニックではないのです。志賀直哉の

ような簡素で飾り気のない文章でも、魂の叫び

によって読み手を感動させられるのです。


内容あっての文章でして、いかに煌びやかな響き

の文章とて、内容が空疎なら駄文ですね。




魂の叫びを会得したい人は、俳句をやってみると

いいでしょう。五・七・五という短い文で、いかに

余韻深く語ることができるか、を学べると思います。


その余韻が行間というもので、クドクド書くのが無粋

だと感じられるようになれば、文章修行は卒業ですね。