魅力的な書き出し | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、魅力的な書き出しについてです。




「この作品は後半から面白くなるんです」


そんなことを言ってみたところで、後半まで我慢

して読んでくれる人はどれほどいるでしょうか。


小説は最初から面白くなくてはいけません。




とすれば、悠長な風景描写からはじめてはなら

ないと気づいてください。


登場人物間の人間関係や主人公の生い立ち

などの説明から始めるのもNGですからね。




いきなりアクションからスタートしましょう。


アクションとはいっても大げさなものでなくていい。

とにかく動きがあればいいでしょう。


間違っても、二人がどこかに座って会話している

だけの場面がスタートでは、会話の内容がいかに

素晴らしいものであろうとも、アクションほどの

インパクトにはなりません。




なので、あなたが書いた作品を推敲するとき、最初

に登場するアクション場面をスタートとし、それ以前の

部分を思い切って削除してみてください。


すると、まるでプロの作品のように見違えるでしょうね。