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当ブログは小説の書き方について述べている
ものですが、小説を書く人も書かない人にも、
何か参考になればと考えております。
今回は、魅力的な書き出しについてです。
「この作品は後半から面白くなるんです」
そんなことを言ってみたところで、後半まで我慢
して読んでくれる人はどれほどいるでしょうか。
小説は最初から面白くなくてはいけません。
とすれば、悠長な風景描写からはじめてはなら
ないと気づいてください。
登場人物間の人間関係や主人公の生い立ち
などの説明から始めるのもNGですからね。
いきなりアクションからスタートしましょう。
アクションとはいっても大げさなものでなくていい。
とにかく動きがあればいいでしょう。
間違っても、二人がどこかに座って会話している
だけの場面がスタートでは、会話の内容がいかに
素晴らしいものであろうとも、アクションほどの
インパクトにはなりません。
なので、あなたが書いた作品を推敲するとき、最初
に登場するアクション場面をスタートとし、それ以前の
部分を思い切って削除してみてください。
すると、まるでプロの作品のように見違えるでしょうね。