※お待たせしました。タイトル下の5つのコンテンツが
ご利用いただけるようになりました。
当ブログは小説の書き方について述べている
ものですが、小説を書く人も書かない人にも、
何か参考になればと考えております。
今回は、心理描写についてです。
風景や人物とは違って、心理は形がないだけに
リアルな描写はできません。
自然と比喩が多くなるのですが、的外れな比喩
にならないよう気をつける必要があります。
しかし、それ以前に、アマチュアの方の作品に
みられる大きな欠点として、そういう感情に至った
理由の欠如が挙げられます。
なぜか、作者が日頃に当然と思っている感情を
作品の中でも当然のものとしてしまい、理由を
記述しなくなっているのです。
あなたの当然は、みんなの当然ですか?
誰もが怒るだろうという場面でも、実は腹を立てる
人はあなただけかもしれません。
でも、ちゃんとした理由が記述されているなら、
誰もが納得してくれるでしょう。
心理をより正確に描写するには、どうしても人生
経験がものをいいます。
文章のテクニックを磨くよりも、多くの人と交流して
人間というものをより深く観察しましょう。
あなたの当然が、当然でなくなるかもしれませんよ。