ストーリーの枚数配分 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、ストーリーの枚数配分についてです。




文学賞への応募原稿には枚数規定があります。


普通は2枚程度の増減なら許容範囲なのですが

中にはオーバーは失格という厳格な文学賞もあり、

規定内に収めるほうがいいでしょう。


プロになってからも単行本の枚数には制限があり

ますので、ストーリーの枚数配分は重要です。




プロット表を作成しましょう。小説の設計図です。


表は場面ごとに区切り、登場人物や場所などの

必要事項を書き込んでゆきます。


その場面その場面で書きたいエピソードを盛り込めば

一応の完成ですが、ザッと通して眺めてから、枚数を

割り振ります。




ただし、これはあくまでも予定表で、実際に執筆して

いる途中での変更はしばしばあることです。


ですが、漠然とした枚数割り振りで書き始めて後に

後悔するよりも、ちょっとの面倒で済むでしょう。


もちろん、書き慣れてくるとプロット自体は必要なく

なりますが、出版社へ書きたい作品の企画書を提出

する際には必要となりますので、プロット表の書き方

は体験しておくべきですね。