文学賞を突破するために | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

小説っていったい何でしょうか?

そこを理解していないと、いくら
書いても文学賞を獲得できません。




そもそも、「小」を説くとは?

「小」があるなら「大」もある?



はい、この部分はとっても重要です。

小説の「小」とは人間のこと。「大」
は天下や国家や世界のことで、小説
とは人間を描いたものでなくてはなり
ません。

人間が常に抱えている矛盾点とか葛藤
などですね。

男女が絶対に理解しあえない部分や、
好きなのに憎んでしまうとかその逆
など、現実と理想との間でゆれる心
は誰でも持っているものです。



大説は天下や国家を描くものですので
特定の主人公は必要ありません。

その都度、有力な人物が登場しては
消えてゆきます。壮大な歴史ドラマ
が大説になりますね。




というわけですので、人間を描くために
人間のどの部分を掘り下げたいのか
をまず最初に明確なテーマに掲げましょう。


タイトルもテーマに沿ったものがいいでしょうね。




これから文学賞の締め切りラッシュが
始まります。小説の意味を充分に
理解して執筆に取り組んでください。