文学賞に挑む | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

年末から次年の春にかけて、文学賞
応募締め切り日が待ち構えています。

今のうちから準備をしておきたいところ
ですが、応募する人にとって、文学賞
ごとのレベルが気になるところでしょう。


毎年、応募総数が2000ある賞と400
しかない賞とでは、どちらを選びますか。




大切なのは、賞ごとのレベルでも応募総数
でもありません。ハードルの高低で選ぶ
よりももっと大切なことがあるのです。

それは、あなたがプロになりたいかどうか、
なのですね。

プロを目指しているのであれば、ハードル
の高さよりも何も、新聞社系ではなく出版
社系の文学賞でなくては意味がありません。

そして、応募原稿も500枚以上のもので
なくてはならないのです。



なぜかと言いますと、新聞社系の文学賞
もらったとしても、どこからか執筆依頼が
来るなんてことはありませんし、500枚
ほどないと一冊の本として発売できない
からなのです。

プロになるということは本を書いて出す
ということなのですから、それ以外の
条件の賞は書くだけムダになってしまいます。

たとえハードルが高くとも、目指している
場所が出版社との取引であり執筆であるなら
避けては通れません。




あなたの原稿がムダにならないように。
そして、一年間を損しないように、目標
へ向けてガチンコ勝負を挑んでください。