作者と主人公 | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

久しぶりに基本の小説の書き方です。

読書好きなひとも、ご参考に。




小説の書き方というと、何か決まりがある
ように考えてしまうものですが、もっと
自由な発想が求められている世界です。

全部が会話だったり手紙文でもかまわない
ですし、電話での会話でも構いません。

また、思念だけの何もない世界でもいいのです。




とくにプロになりたい人は誰かの物まねでは
絶対にダメで、自分なりのスタイルを確立
しなくては採用されませんし長続きしませんね。

要は難しく考えずに発想して、文章そのもの
には細部まで注意を払うという感じでしょうか。



ただし、小説は論文ではありませんから、
自分の考えを押し付ける内容ではいけません。


とくに主人公が作者の代理人になっていますと

論文臭くなりますし、何作書いても同じ内容に

なってしまいます。




主人公や登場人物の言動や思想は、物語の

中で置かれている立場や性格によって決まり

ます。


主人公は作者の代理人ではありません。




しかし、
そんな内容の小説を、どこかで書いたような気が。。。