恋愛小説入門 2 | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

すべての小説において、主人公に都合のいい

偶然はダメですと以前述べましたよね。

でも、実際の人生は、とくに恋愛面での偶然の

重なり合いによって成り立っています。

たとえば、就職先をどこにするか、と選ぶこと

は出会う異性もまた違ってきますから、あなたが

結婚なさった相手はまさに偶然の積み重ねの結果


でしょう。


恋愛小説を読むとき、あるいは書こうとするとき、

ある程度の必然性がなくては違和感を覚えます。

出会い
愛のはぐくみ
ライバルの出現
別れ
ライバルの失脚
再会


恋愛小説はだいたいこのようなプロセスになって

いますが、どの段階でも偶然に頼らない必然性が

求められます。

まあ、何にしても子竜には縁のない話ですが。。。