【 導く役割のリーダーとしての姿とは】易経5000年一大スペクタクルな物語 | 高島 祀龍  chandragon's 神花blog

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自らの運命を超える
神易通詞
高島 祀龍(しりゅう)
Shiryu Chandragon

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💐 「易経を紐解く。」をテーマにひとつひとつを、私なりに理解して書いています。易が身近に感じてもらえたらいいなぁ。と思っています。面白い読物に出会ったと思っていただけたら、幸いです。高島祀龍💐

易経の旅その24 山水蒙(さんすいもう) 二爻変(にこうへん)

本卦 上卦 (陽陰陰) 山 下卦 (陰陽陰) 水

伏卦 上卦 (陽陰陰) 山 下卦 (陰陰陰) 地 下から二番目(二爻)が陽→陰
卦の名前は、山地剥(さんちはく)

左: 伏卦(山地剥) 右: 本卦(山水蒙)


卦辞 包蒙吉。納婦吉。子克家。
もうをいる きち。ふをいる きち。こいえをよくす。

説明文 わけわからん者を包み込むようにお世話している。人格の備わった人です。
人のために尽くせる人と、人生を分かち合えることは、稀有なことです。
人格の備わった人には、多くのサポートが来て、未来は磐石となります。

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先が見通せない山水蒙の中では、良い卦です。

この卦は、先生や指導者、上に立つ者の始終一貫した態度についてがテーマです。

会社でも、学校でも、家庭でも、必ずリーダー的な存在がいます。



どんな人物像なのかを、易経では「包蒙」と一言で言っています。

「蒙」は、道理がわからない者、幼稚な者、などの未熟な者のことです。

そういう「蒙」を包み込むように、教え、諭し、導き、育成するのが、リーダーとしての役割です。

最近、ある会社の社長に聞かれました。

「どうしたら、社員の心に火をつけることが出来るのだろうか。」

「プロジェクトを進めて行くに当たって、社員の熱意をもっと高めたい。」



その答えが、この卦にあります。

導くには、燃えるような熱意が要ります。

「社長自身の熱意を示せば、同じ熱意を持った者が集まって来るのです。」

「その熱意ある者を、教え、育て、一人前にするのが、熟練者としての社長の仕事です。」

易には、「同因吸合(どういんきゅうごう)」と言う言葉があります。

「類は友を呼ぶ」と同じような意味です。

従って、相手に熱意を求めるのならば、まず自らが熱意を示す。と言うことなのです。

熱意の大きさ、熱さ、度量の広さなど、リーダーとなる者は相手に求めるものを、自らモデルとして示し、後続の者はそれをモデリングすることで、学び体得して成長して行きます。



自分がモデリングしたくなるような相手と出逢った時、それは本当に稀有な存在との出逢いを意味しています。

その出逢いから学び、成長することで、周囲から大きなサポートを得ることが出来ます。

そういう存在との出逢いが、自分の未来を大きなものにする。と易卦は伝えています。

易は、時を指し示す道具です。
タイミングが、大事であると教えています。

易學、四柱推命、氣學、風水、占星術、タロット、手相などの手法は、あなたにとってはほんの少しのアドバイス、新しい視点になるかも知れません。

しかしその事を、試して手のひらに乗せるのは、あなたなのです。

🌙高島 祀龍⭐

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