🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
💐 「易経を紐解く。」をテーマにひとつひとつを、私なりに理解して書いています。易が身近に感じてもらえたらいいなぁ。と思っています。面白い読物に出会ったと思っていただけたら、幸いです。高島祀龍💐
易経の旅その24 山水蒙(さんすいもう) 二爻変(にこうへん)
本卦 上卦 (陽陰陰) 山 下卦 (陰陽陰) 水
伏卦 上卦 (陽陰陰) 山 下卦 (陰陰陰) 地 下から二番目(二爻)が陽→陰
卦の名前は、山地剥(さんちはく)
左: 伏卦(山地剥) 右: 本卦(山水蒙)

卦辞 包蒙吉。納婦吉。子克家。
もうをいる きち。ふをいる きち。こいえをよくす。
説明文 わけわからん者を包み込むようにお世話している。人格の備わった人です。
人のために尽くせる人と、人生を分かち合えることは、稀有なことです。
人格の備わった人には、多くのサポートが来て、未来は磐石となります。
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
先が見通せない山水蒙の中では、良い卦です。
この卦は、先生や指導者、上に立つ者の始終一貫した態度についてがテーマです。
会社でも、学校でも、家庭でも、必ずリーダー的な存在がいます。

どんな人物像なのかを、易経では「包蒙」と一言で言っています。
「蒙」は、道理がわからない者、幼稚な者、などの未熟な者のことです。
そういう「蒙」を包み込むように、教え、諭し、導き、育成するのが、リーダーとしての役割です。
最近、ある会社の社長に聞かれました。
「どうしたら、社員の心に火をつけることが出来るのだろうか。」
「プロジェクトを進めて行くに当たって、社員の熱意をもっと高めたい。」

その答えが、この卦にあります。
導くには、燃えるような熱意が要ります。
「社長自身の熱意を示せば、同じ熱意を持った者が集まって来るのです。」
「その熱意ある者を、教え、育て、一人前にするのが、熟練者としての社長の仕事です。」
易には、「同因吸合(どういんきゅうごう)」と言う言葉があります。
「類は友を呼ぶ」と同じような意味です。
従って、相手に熱意を求めるのならば、まず自らが熱意を示す。と言うことなのです。
熱意の大きさ、熱さ、度量の広さなど、リーダーとなる者は相手に求めるものを、自らモデルとして示し、後続の者はそれをモデリングすることで、学び体得して成長して行きます。

自分がモデリングしたくなるような相手と出逢った時、それは本当に稀有な存在との出逢いを意味しています。
その出逢いから学び、成長することで、周囲から大きなサポートを得ることが出来ます。
そういう存在との出逢いが、自分の未来を大きなものにする。と易卦は伝えています。
易は、時を指し示す道具です。
タイミングが、大事であると教えています。
易學、四柱推命、氣學、風水、占星術、タロット、手相などの手法は、あなたにとってはほんの少しのアドバイス、新しい視点になるかも知れません。
しかしその事を、試して手のひらに乗せるのは、あなたなのです。
🌙高島 祀龍⭐
🎀 ⭐4月スケジュール ⭐
日時、場所、時間は、右側に記載しています。
ぜひ、お越しください。
iPhoneでご覧の方は、スケジュールが見えませんので、下記連絡先にメールでお問合わせください。
連絡先 : 携帯電話 080-4688-6541
E-mail 1953caco@gmail.com

🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷
🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷