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風韻 ~とあるライターのレビューブログ~

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フランケン・ふらん 1巻

木々津克久 秋田書店

 

 

博士に改造され、生き返った少女。

その名はふらん。

博士が帰ってこないので、博士の代わりに手術をして生計を立てていました。

 

 

 

 

基本的に人を生き返す、という危ないお仕事。

彼女は自分の体を交換して、たくさんの腕で高度な手術を行います。

 

助けて欲しいという依頼が毎日のようにやってきます。

 

 

 

 

同級生の少女を助けました。

しかし、その体は芋虫になっていました。

 

ふらんは約束通り、少女を生き返し、

その彼女を本当に救えるかは少年に掛かっているわけです。

 

少年は芋虫になった彼女を見捨てませんでした。

そして、彼女はさなぎとなり、羽化します。

すると、元の人間の体を手に入れたのです。

 

 

 

 

こうして二人は結ばれることになるのですが……。

 

 

 

体を改造しまくっちゃうホラー漫画です。

けっこうグロいシーンは多いのですが、オチがかなり爽快なギャグ漫画にもなっています。

生き返したいという人間の欲望はかなり大きなもので、

そこには必ずリターンがあります。

その跳ね返りが爽快なオチをもたらしているのです。

怖いけど楽しい。そんな漫画です。

 

 

 

発症区 1巻

いとまん 講談社

 

 

一週間高熱で寝込んだら、特殊能力が使えるようになっていました。

その力であれこれしちゃいます。

 

 

 

 

 

しかし、それを目を付けられ、捕まりそうになってしまいます。

そこをある少女が助けてくれました。

 

高熱のあと特殊能力が使えるようになる現象が多発していて

それを管理しようとする組織があり、

主人公を捕らえようとしていたのでした。

 

彼女たちはその組織を襲撃します。

 

 

 

 

 

 

特殊能力で面白がって人を殺す彼女らを

主人公は受け入れることはできませんでした。

そして……

 

 

 

 

彼女らに殺されそうになります。

 

 

襲撃の罪を許してもらうかわりに

今度は反対に組織側につくことに。

 

 

 

 

あの彼女は、敵対した主人公を殺そうとします……。

 

 

 

異能力ものです。

設定やストーリーは割とよくあるやつですね。

ストーリーはハードめになっています。

あまりオリジナリティがない感じがします。絵も決してうまいほうではないですね。

特殊能力がよくあるやつなので、意外性がないのがちょっと足りない感じがします。

 

 

 

ジャングルはいつもハレのちグゥ 1巻

金田一蓮十郎 スクウェア・エニックス

 

 

平和なジャングルの町に暮らす主人公、ハレ。

ある日、母が可愛い女の子を拾ってきます。

 

 

 

 

名はグゥ。

色白が珍しく可愛いと思っていたのですが……

 

 

 

 

豹変。

可愛いのは外面だけのようで、ものすごい変わり者でした。

 

 

 

 

しかも何でも食べる!

普通の食べられないものまで丸かじり!

 

 

グゥを学校につれていくことに。

外面はいいから大丈夫だろうと思ったら、常に嫌な顔をしています。

それに……

 

 

 

学校生活は波瀾万丈そうです。

 

 

ハチャメチャな女の子に振り回されるギャグ漫画です。

グゥが人間とは思えない変人っぷりで

彼女の周りではあり得ないことばかり起きます。

それに困って健気に対処するハレが可愛いですね。

ドタバタコメディが好きな人にオススメです。

 

金田一蓮十郎の初コミックで、当時18歳だとか。

 

 

 

オタサーの姫殺人事件 1巻

荒木宰 講談社

 

 

大学のオタクサークル。

美少女が入ってきました。

 

 

 

 

いわゆる、オタサーの姫。

彼女を中心に部活動は活発になり、いろいろな活動を始めます。

 

 

主人公は彼女と仲良くなっていきます。

 

 

 

 

自分だけが、という優越感に浸っていたのですが

絶望の淵に立たされることになります。

 

なんと……

文化祭において、彼女の死体が発見されます。

警察によると事故だといいます。

 

サークルメンバーは落ち込みます。

落ち込みは深く、メンバーはは主人公と同じ理由で落ち込んでいました。

 

姫と付き合っていたのに……

 

 

 

 

姫はサークルメンバー全員と付き合っていたのです。

みんな本当のことを言っているようで

大きな亀裂が入り、サークルは解散になってしまいます。

 

 

なぜ姫はそんなことをしたのか?

なぜ死んだのか?

 

あるとき、姫をそっくりな人物と出会います。

 

 

 

 

 

双子の妹。

主人公は妹と事件を調べ始めるのでした。

 

 

 

 

なんともショッキングな展開の漫画です。

どうなるの、どうなるのと続きが気になる、うまくストーリーになっています。

問題は事件の謎を知りたいか、というところですね。

みんなと付き合っている姫がなぜ死んだか、これを知りたいと思った人には面白いと思いますが、

特に同情するところのない人物なので、興味がない人はいると思います。

 

 

 

僕等がいた 1巻

小畑友紀 小学館

 

 

高校に上がった主人公。

同じ中学出身の人が少なく、なかなか友達が出来ません。

 

 

 

 

 

クラスに中学校で2/3が好きになったというイケメン男子がいると聞きます。

それはすぐに誰か分かりました。

 

クラスメートの名前が思い出せず、彼に聞くと

優しく爽やかに教えてくれました。

 

しかし、それは嘘でした……。

なんでそんなことしたかと問い詰めると、

「友達の名前を思い出せない方が悪いのでは」と言ってきます。

 

 

 

 

むかつく。

主人公は自分は1/3のほうに入るのだと思います。

 

 

けれど彼の行動には何か違和感がありました。

嫌なやつだけどどこか気持ちがひかれるところがあります。

空虚な感じがするのです。

 

 

 

 

 

いきなり首を触ってきて、

「いやなかんじがするだろう」と言ってくる彼。

何か問題を抱えているような気がします。

 

 

あるとき、付き合っていた年上の彼女が交通事故で亡くなったことを知ります。

同じ中学の人は、彼がそれなのに悲しそうにしないことを心配していました。

 

主人公は気になって、その彼女が載っているアルバムを調べます。

彼はわざわざそれをのぞき込んで、一緒に見ようとします。

 

 

 

 

好きだと伝えてしまう主人公。

彼はokだと答えるのですが、好きじゃないのに付き合えないと返します。

すると彼は、主人公も“本当に”好きなのか聞いてきます。

主人公は答えられませんでした。

 

 

死の気配を感じる彼を好きになったお話です。

不思議な空気を持った男子がなかなか興味深く描かれています。

死は重いけれど、それをいつも持ち歩けるわけがなく、

軽さも同時に合わせ持つことになり、彼の複雑な性格が存在してきます。

そこに主人公がどのように関わっていくのが気になりますね。