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風韻 ~とあるライターのレビューブログ~

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天国大魔境 1巻

石黒正数 講談社

 

 

壁の内側で生活する子供たち。

 

 

 

 

彼らは壁の中のことしか知りません。

大人は外には化け物がいると言います。

 

 

 

外は大災害が起き、街が滅んでいたのです。

 

 

 

 

 

ある人を捜して旅をする二人。

少年と、一人称僕の少女。

 

ほとんどの人はすでに亡くなっていて、

生きるために家に入っては物資を探します。

 

 

秩序の乱れた世界なので、当然悪い人がいます。

 

 

 

 

襲われて銃を出す少女。

オモチャみたいな銃ですが、威力は本物でした。

 

 

なぜそんなものを持っているかというと

この世界には化け物がいるからです。

 

 

 

 

謎の銃を持つ少女。

化けものを殺せる不思議な力を持った少年。

二人の正体は?

 

 

 

 

『それでも町は廻っている』の作者

石黒正数はよく漫画に空想世界を描きますが、

これはその空想そのものが描かれています。

滅んだ世界で化けものと戦うという、よくある設定です

サバイバル描写はなかなか面白いものがあります。

どうして街が滅んだのか、二人は何者なのか、気になる設定を作るのもうまいですが

それぞれのやりとりにセンスがあるのがこの作者のすごいところ。

 

滅んだ世界のサバイバルが好きな人は読んでみていい作品だと思います。

 

 

 

 

先生、好きです 1巻

三浦糀 講談社

 

 

女子校の教師になって二年目の主人公。

生徒に告白されます。

生徒に好かれるようになって嬉しいと思ったら、ガチでした。

 

 

 

 

 

つきまとわれ、女子高生の武器を使って、

相手は攻めまくってくるのです。

 

教師として応じるわけにはいかず、主人公は困るばかり。

 

 

着替えの遭遇するとラッキースケベをかましてしまい、

他の生徒が着替える中、二人は教卓にかくれ……。

 

 

主人公は自分の気持ちを伝え、きっぱりと断ります。

ですが……

 

 

 

 

 

 

気遣ってくれたと、さらに好きになれてしまいます。

 

 

黒板に「先生好きです」と書かれていました。

犯人はほかの女子高生。

主人公は二人につきまとわれることになります。

 

 

 

 

本気で主人公のことが好きなようです。

そして二人は主人公を取り合おうとするのです。

 

 

 

 

 

 

 

少年漫画に掲載されている少女漫画風の作品です。

内容はハーレムもののように、パンチラしたり下着姿になったりと

エッチなサービスカットが多めになっています。

けれど、感情ぶつけあっていい感じになるシーンがキラキラしているという

少女漫画の演出を使ってきます。

 

この塩梅がすごく微妙です……。

たいしたこと言っていないのにいい感じのシーンに突入したり、

なんで好きになったか分からないのに、えっちな迫り方をしてきたりと

少年漫画なのか少女漫画なのかよく分からなくなります。

 

少女漫画ならば、少女の純粋な気持ちをぶつけてきて、先生がだんだん心を許すようになっていく感じになるはずですが

主人公を戸惑わせるという役目を負っているので、

とにかく色仕掛けをしてくるので、痴女のようで不安になってきます……。

絵柄が少年漫画風だったら、ミスマッチはもっと少なかったのかもしれません。

 

 

 

 

不徳のギルド 1巻

川添太一 スクウェア・エニックス

 

 

小さいころからハンティングの仕事ばかりしていた主人公。

20歳となり、同い年は遊び回っており、結婚する人まで。

人生を悲観して、モンスター退治をやめたいと言い出します。

 

しかし凄腕の主人公が仕事をやめてしまうと、ギルドが困るということで

新人教育をしてからやめることになります。

 

紹介された新人は……

 

 

 

 

 

元気だけど役立たずな武道家。

 

 

 

 

 

スライムにも勝てません。

 

続いての新人は白魔道士。

 

 

 

 

回復するために料金を請求してきます。

やる気のない黒魔道士、そして、戦士が加入します。

 

この戦士はお金持ちのお嬢様で、

他の人よりも強そうだったのですが……

 

 

 

 

狂化のスキルを使うと、酔っ払ったようになってしまうのでした……。

 

 

 

ダメなパーティーを連れていくファンタジーです。

オリジナリティは、パーティーメンバーがみんなポンコツで

弱いモンスターにやられて、いつもエッチな目にあっていうこと。

毎回、スライムにやれています。

女の子が辱められているのがいい、って人にはオススメの漫画です。

 

これまで狩りばっかだったから女の子と仲良くなりたい、という動機の主人公ですが

ただ振り回されてるだけで、あまりそこが生かされていないのが残念。

ハーレム系のように、エッチな目にあっているのを楽しんでるのもそれで微妙ですけれど。

 

 

 

セトウツミ 1巻

此元 和津也 秋田書店

 

 

男子高校生、瀬戸と内海。

放課後ふたりでしゃべっています。

 

 

顔が気にくわないと言ってる人がいた話で、

神妙な顔をしてみる二人。

 

 

 

 

 

すぐにその顔を使う機会が。

 

 

 

 

 

 

そして噂をすれば、顔が気にくわないと言っていた先輩が現れます。

自分たちを無視して

川辺にいる男に話しかけます。

 

 

 

 

 

 

二人は親子?

先輩はお金を渡されます。

そして、今までありがとうと告げて、去ります。

 

これには……

 

 

 

 

この顔をするしかありません。

 

 

 

 

高校生二人がしゃべってるだけ、という漫画です。

これ、面白いのが、一話を使ってまじめに設計して笑いを取りにきているところです。

上手い具合にフラグを作って、オチをつけてきます。

背景が実写で、台詞が多め、絵が濃いので、そこは好き嫌いあると思います。

地味なところで笑いを取ってくる話が好きな人にはオススメです。

 

 

 

 

ブルーピリオド 1巻

山口つばさ 講談社

 

 

金髪にピアス。

いつも不良とつるんでる主人公。

 

 

 

 

でも、成績は優秀です。

親に迷惑にかけないようにと、昼間遊び回っても、夜はしっかり勉強しているのです。

 

 

 

 

 

 

大きな板を抱えて、主人公の横を通り抜ける美女は……

女装男子。

彼は美術部に属しています。

 

 

主人公は美術室で不思議な絵と出会います。

 

 

 

 

 

緑の肌の女性の絵。

現実ではあり得ない配色に心を奪われます。

 

その絵を描いた先輩と話す機会がありました。

 

 

 

 

「あなたが青く見えるなら、りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」

彼女にそう言われます。

朝の渋谷が青く感じて主人公は感銘を受けました。

そして美術の授業で、自分が見えている渋谷の絵を描きます。

 

青い渋谷なんておかしいのは分かってます。

おかしいという人もいれば、褒めてくれる人もいます。

それから主人公は絵に興味を持ち始めます。

そして、芸大を目指そうとするのです。

 

 

 

ただの高校生が、日本最高峰の美大である芸大を目指す漫画です。

どんな美大があるのか、どんな就職先があるのか、なども解説されています。

普通の人とは違う世界とは分かっていても、主人公はその道に進もうとするところが、とても興味深いところです。

美術の基本知識も書かれているので、美術に興味にある人にも良い漫画です。

絵もうまいし、ドラマも引きつけるものがあるので、かなりオススメです。

そして女装男子が魅力的!