8月31日の練習 | 偏見的ゴルフクラブの考察

偏見的ゴルフクラブの考察

クラブとスウィングについて考える。

Iさんが、東京から電車に乗って練習にやってこられました(^^)

今年の3月初めに来て以来、約半年ぶりです。


3月のときは、フォローで腕が曲がる癖を直したいということした。

画像はそのときの練習前①、練習後②のフィニッシュの比較です。

インパクトでフリップが激しかったので、リバースロールやハンドファーストのドリルをやってみました。


下半身の形が違いますね。

これはラグトレを使って、左脚を伸ばす練習をしたからです。


今回のフォロー~フィニッシュですが、

腕だけでフォローを大きくしようとしています。



トップからリリースが早く、ほとんどがダフリ・・・・・という状態です。

腰を回転を使わず手でクラブを早くリリースするので、インパクトを過ぎると急激にヘッドは減速するため、

上の画像左の手の位置で手は止まってしまっています。

ここから、腕だけでフィニッシュの形を作っています。

簡単にいえば手打ちと言うことになります。

フォローで腕を曲げたくないので、腕を無りやり伸ばしたままの状態大きく振ろうとしています。

これではヘッドが走らないので、腕を速く振ったりフリップを使ってヘッドを走らせようとします。

その結果、腰が回転しなくなるという悪循環に落ちいっています。


手打ちでも、ショートアイアンやウェッジではインパクトからフォローまで腕が伸びたような形は作れますが・・・・北海道でラウンドしたときにスマホで撮ったドライバーショットの動画を見せてもらうと、インパクト直後から左肘が引けて両腕が曲がって何かに抱きつくような、いわゆるだっこちゃんスタイルという形になっています。


3月時はラグトレを使って練習したのですが、今回は持参するのを忘れてしまいました 汗



下は、前傾をキープしながら腰を回転させる練習をしているスウィングです。

スリークォーターのスウィンで左右対称になり、左側の右腕が水平に近い位置がフィニッシュななるようですが、何回やってもここから両腕を曲げて右側の形を作ってしまいます。


練習をしていくうちに他が良い動きをしていても、、フォロー~フィニッシュで腕を大きく曲げて背中にクラブを担ぐようにしています。

癖として、完璧に固まってしまったようです 汗


フィニッシュの形ばかり気にして練習するとこうなってしまうのでしょうね。

結構、こういうタイプの人は多いです。


時間が限られているので、室内練習場でやるドリルをいくつか紹介しておきました。

(室内練習場で練習することが多いようなので・・・・・・)


そのうちの一つ、ダックドリル練習後のスウィング(右側の画像)。



左側は、手でダウンをスタートしているのですでにクラブのリリースが早くなっています。

右側は腰を回転しているので、自然にタメができています。



左側は、クラブがほとんどリリースされてしまっています。

右側は、まだリリースされていませんが・・・・・・



左側の画像を見ると、腕を強く振りながら両脚でジャンプしていますが、これによって腰の回転が止まっています。

結果、左肘を曲げながら引く動きながら振りぬこうとしています。


右側は、リストの角度がキープされいるにも関わらず、手元が先行するのを嫌がり、ボールの後ろで手を止めてインパクトしているため強くフリップしています。

3月の練習でやったように、ここで強いハンドファーストのイメージを作っていけばフォローで腕は自然に伸びていくはずです。



前回の練習時では、フリップを抑えてハンドファーストを作るようにして腰が回転するようになり腕が伸びたフォローになったのですが・・・・

あれ以降、1人で練習していくうちにハンドファーストを忘れ、下半身の使い方が悪くなったりしてもとに戻ってしまい、さらにジャンプしながら腕を強く上に振りぬこうとする悪い癖も加わったようです。


3月にやった左脚を伸ばして踏んでいるゴムを伸ばすようにする練習は、手の最下点とヘッドの最下点の違いを体感してラグを作るためのものです。

したがって、ゴムを伸ばすためには、その前に腰の回転で手元が降りてきていなければなりません。

両脚でジャンプすると腰の回転は止まってしまうので、インパクトでジャンプするにはその前の段階をしっかり練習しておかなければなりません。

ラグトレを使わないときは、ジャンプをしないようにしてください。

しばらくは、ダックドリルで練習してみてください。