先日、「けんしん みのわ会」が設立、記念講演が行われた。
長野県信用組合が箕輪支店を開設して5年。
お客様相互の啓発と親睦を図るため「けんしん みのわ会」を発足。
黒岩理事長もお見えになり意見交換もできました。
設立総会では、野村証券(株)の金融公共公益法人部主任研究員の和田理都子さんが記念講演。
題して、「人口2/3激減時代の到来と「新」成長戦略」について話されました。
さすがにエコノミスト、
和田さんが分析された統計資料などをもとに、日本の人口動向、箕輪町のこと、これからのことに言及。
〇拡大期から縮小期へ、大きく変化するポイント。
①資金の流れが「中央から地方へ」から「地方から中央へ」へとベクトルが反転。
②ビジネスモデルは「規模の経済性」の追求から「密度の経済性」へ。
③土地が「所有に価値ある商品」から「価値2層化が進行する商品へ
④瀬居町の鍵が「フロー」から「ストック」へ ストック活用と新陳代謝促進の時代へ」
和田研究員が箕輪町の都市力などを分析しました。(以下は概要)
〇人口等
15年:2.52万→20年:2.50万人 減少幅縮小
10代を中心に次世代が多い。「18歳の崖」の影響は30代まで続く。
現役比率は高め、労働参加率は高い。生涯・全員現役型働き方が実現。
外国人居住753人・人口比3.0%はとても多い。過去最高からは大きく減少。傾向注視を。
自主財源力は強い。
昼夜間人口比98%。2次就業率が非常に高い工業都市、製造業事業所144に大きく増加(珍しい)
1次就業率は平均以下も価格競争力は高い。
域内に商業圏はない。病院、診療所、高齢者施設など生活必須機能は少ない。
婚姻95組現役比で多め、出生数137少なめ。離婚23組少なめ。思慕数242、自然減。
和田さんからは、
概して、箕輪町の都市力などを評価されました。
人口の減少率も低いこと、事業所数が増加していることなど。
社長さん方の頑張りに期待すると。