厚生労働省では、2月に「健康に配慮した飲酒ガイドライン」を公表。
アルコールの健康障害の発生を防止するために、国民に適切な飲酒量・飲酒行動をを求め、不適切な飲酒を減らそうとするもの。
今まで、アルコールの度数や何杯飲んだかで飲酒量を考えていました。
今回、「純アルコール量」というお酒に含まれるアルコールの量で健康へのリスクを示すこととされ、少々わかりづらい指標かと。
◆生活習慣病のリスクを高める飲酒量
男性 40グラム以上
女性 20グラム以上
(1日当たりの純アルコール量)
純アルコール量=飲酒量×アルコール度数×0.8(比重)
町議会の一般質問でも取り上げられました。
決して「お酒嫌い」ではない身として、答えにくいこと!
お酒の飲みすぎが身体に悪いことはわかっていますが。
飲酒による影響は、個人差があり、年齢や体質で影響も様々。
今までも個々に合せた適正飲酒を指導してきたところ。
今後の指導は、お酒の種類、飲酒量をお聞きして純アルコール量を計算することに。
ガイドラインは、この量まで飲んでいいということではなくて、健康へのリスクを高めないと言えるものと。
こんな注意事項も。
・純アルコール量60グラム以上は多量飲酒。(急性アルコール中毒の可能性)
・アルコール代謝能力の低い方は少なく。
・65歳以上の高齢者は少なく。(半分を目安に)
・適量を守り1週間のうち連続2日間の休肝日を。
・多く飲みそうな日は、水をたくさん飲んだり、食事をして空腹を避けること。
・現在、缶入りアルコール飲料はアルコールの量をグラム単位で表示中。確認を。
お酒は百薬の長ではないようです。
お酒には、リスクを上回る利点もあるのですが、
ガイドラインに沿ってお酒の量を決めなければ。