令和4年度の当初予算案を発表しました。 | 白鳥まさのりのブログ

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令和4年度の箕輪町当初予算案をプレス発表しました。

 

一般会計予算額 109億1,700万円

 

キャッチフレーズは、「「みんなで育てるみのわっ子」の町」

 

 

(伊那CATVを借用)

 

 

これから、3月議会定例会が始まり予算審議をお願いすることになります。

個別事業は、紹介する機会があればと思いますが、

 

 

今回の予算編成から感じたことは、

 

人口の減少に歯止めがかからないが、何とかしたい。

たとえ、減少が進んでも地域の活力は維持したい、生活基盤は維持したい。

行財政基盤をしっかりしたものにし、町の持続可能性を考えていくことに視点を置いたこと。

 

 

コロナ禍で、また、コロナ後を見据えた暮らし、産業を支える観点で。

 

 

町の第5次振興計画の後期計画を並行して策定中。

振興計画を策定した平成27年当時から社会経済情勢が大きく変動している。

新型コロナ、新しい生活様式、DX、ゼロカーボン、SDGsなど。

これらの新規重点項目を予算に取り入れていくことに。

 

 

様々な事業に取り組むが、

防災、教育、健康、産業、雇用なども、実は手段。

何より少子化対策が一番。

箕輪町の次世代を担う子どもたちのために。

 

 

出来上がった予算は、過去最大規模の予算になりました。

積極予算というよりは、バランス予算とイレギュラーが重なった面も。

町の財政規模は、年度間の変動はあるものの95億円を想定していたが。

寄付金の増もありベースが上がるか。

規模は大きくなったが、国の交付金、普通交付税の伸び、有利な起債などで財政の健全性を損なうことはないものと。尤も、借金はないにこしたことはないが。

 

 

移住定住や教育など箕輪の強みを生かしていく必要が。一段上へいく気概が。

 

 

我が町の予算編成は、3回のプレゼンを超えていく必要。

事業の熟度を上げていけるかどうか。

議論の積み上げが出来た。

達成感も。
 

 

‹主な新規事業など›

 

〇防災交流施設建設事業(5億1700万円)

〇消防団準運転免許取得補助金(240万円)

〇消防団処遇改善(1530万円)

〇JR伊那松島駅トイレ建設事業(2698万円)

〇合葬式墓地建設事業(3185万円)

〇ゼロカーボン啓発等推進事業(836万円)

〇地域脱炭素移行・再エネ推進事業計画策定(935万円)

〇紙おむつ使用者ごみ袋支給事業(132万円)

〇文書管理・電子決済システム導入(4000万円)

〇胃内視鏡検診(176万円)

〇福祉サービス人材確保・育成事業(80万円)

〇屈折検査機器導入(186万円)

〇新生児聴覚検査費用補助(90万円)

〇子どもの居場所づくり推進事業(370万円)

〇DX推進事業補助金(200万円)

〇省エネ最適化診断補助金(125万円)

〇企業立地促進産業用地適地調査(562万円)

〇農業機械導入補助(スマート農業分)(400万円)

〇学校給食地産地消(90万円)

〇森林ビジョン策定(300万円)

〇もみじ湖観光(5318万円)

〇かやの山荘耐震診断(131万円)

〇雨水排水対策事業(1300万円)

〇教育DX推進センターの設置(998万円)

〇校務用兼学習用パソコン更新(899万円)

〇西小、中部小トイレ改修(3958万円)

〇文化センター長寿命化事業(1億4871万円)

〇郷土博物館耐震改修事業(644万円)

〇協働電子図書館負担金(10万円)

※金額は切り上げ

 

 

◆2月18日付長野日報

「もみじ湖」渋滞対策強化 箕輪町予算

 

箕輪町は2022年度、昨季10万人を超える観光客が訪れた同町長岡の紅葉の名所、箕輪ダム「もみじ湖」の渋滞対策の強化に取り組む。景勝地へとつながる県道諏訪箕輪線の一部区間でシャトルバスの運行を計画。地元住民や道路管理者らと調整を重ね、今季からの運行を目指す。町は新年度当初予算案に運行委託料などを含む「もみじ湖観光関連事業」に約5300万円を計上した。

20年に国内旅行情報サイトじゃらんnetの「全国のおすすめ紅葉スポットランキング」で1位になったのを契機に、それまで3万人台だった来場者が急増。同年は6万8000人、同ランキング2年連続1位となった21年は10万6000人が訪れた。予想以上のにぎわいにより、もみじ湖近くで駐車場待ちする車の滞り、地元区や周辺区生活道路への車の進入など、交通トラブルが目立った。

運行方法は自動車を駐車場に止め、バスに乗り換えて目的地に向かう「パークアンドバスライド」方式を採用。行楽期にダム下流のイベント広場に臨時駐車場を設け、ダム上流の「もみじのトンネル」などまでの約3キロをバスでつなぐ。円滑運行を図るため一部区間でマイカーを規制。観光客からは、バス運行や景勝地保全などに充てるための協力金を募る。

渋滞対策は、観光客の過度な増加が地域住民の生活や自然環境に悪影響をもたらしたり、観光地の魅力を低下させたりする「観光公害」対策の一環。町はバス運行のほか、交通誘導員増員や第2景勝地整備などにも取り組み、交通渋滞緩和を目指す。公衆無線LAN・公衆電話機設置、仮設トイレ増設などの事業費も当初予算案に盛った。

白鳥政徳町長は「もみじ湖は『上伊那の水がめ』なので大規模観光地化を目指す発想はないが、もみじ湖を育ててきた皆さんの思いが町内外に発信できればと思う。観光客の皆さんに少しでも満足してもらい、上伊那の観光の手助けにつながれば」と話す。