新卒でANAに内定されたKさんにインタビューをお願いいたしました。
Kさんの第一印象は物腰が柔らかく、優しそうな方。でも・・・話し出すとめっちゃ面白い関西弁交じりのパワフルな方でした。お会いする度にどんなネタを披露してくれるのかが楽しみでもありました
インタビュー内容は以下の通り。
1 エアライン受験に向けて努力したこと
2 受験中の出来事(失敗した!緊張した!思わぬことが起こった!感想などなんでも)
3 これからエアラインを受験される方にメッセージをお願いいたします
今日は、この中から1・2をお伝えします

そのころから客室乗務員になりたい思っていました。
母の英語 好きの影響で、幼いころから外国人と手紙や録音テープでの文通をしておりましたので、英語は大好きでした。英語に関しては努力というか、日課だったので大 丈夫だったのですが、問題は他の成績です。高校の先生には絶対に無理だと言われました。でも、どうしてもその短大に入らなきゃ!と、思って勉強し、推薦で 運よく入れたのです。
先生には、成績不良の私が合格して、ほかの優秀な生徒がまだ合格していなかったので、邪魔をしないようにおとなしくしていなさいと注意されました。「おめでとう!」の一言もないんですよ。ひどいと思いませんか?笑
短大に入学してからは接客を学びたいと思い、アルバイトを始めました。アルバイトでは、お客様になるべく話しかけて様々な年齢層の方とお話することを心掛け ました。お話がはずむこともあり、接客が楽しいと思えました。
気に入られて誘われるなど大変なこともありましたけど!それを、相手が不快に思わないように かわすという術も学べました。冗談ですけど。
自己PRや志望動機は、白石先生もおっしゃっている通り、自分の言葉で、気持ちが伝わる言葉、で話すように何度も作り直し、練習しました。


そうそう、自己PRと志望動機は自分が話たいことだけれど自分だけがわかる文章では説得力に欠けるのです。「自分の言葉+気持ちが伝わる言葉」がポイントですよ
2グ
ループ面接で、学校の成績について尋ねられた時は焦りました。
質問は「あなたの成績は、優・良・可のどれですか?」という質問で、一人の受験生が「一生懸 命に取り組んでおりますので、優だと思います。」と答えたのですが、私は本当に卒業できるかも危ない成績で、単位も足りないし、ほとんど可だったのでなんて答えようか迷いました。ですが、この時点でまだ会社には成績が届いてないだろうと思い、「学生の本分は学業ですので優と申し上げたいところですが、謙遜 いたしまして良と申し上げます」と答えました。
面接官は「優・良・可」よりも、答え方を見ているような気がしました。白石先生が良くおっしゃる会話のセンスをとわれる質問だなと思って、答えました。
実 は前の年も足りない単位を取得するために、課題でもないレポートをしつこく先生に提出をしたのです。毎日していて、先生に合えない日もあったので郵送する こともありました。すると、先生はそんな私を迷惑がって、「妻が気持ち悪がっているから、もうやめてくれ」とおっしゃいました(笑)
でも、そのおかげで単位がもらえたのです!!
へ~!驚きましたし、笑わせてもらいました
そんな単位の取り方があるのですねー!?!?というか、毎日レポートを提出するガッツがあったら、普通に単位を取れたでしょうに・・・
学生のみなさん、真似をしないでくださいね
そうそう、質問には「真意を問われる」質問と「会話のセンスを問われる」質問の2種類がほとんどです。
センスを問われている時にまじめすぎる答えはつまらない!
真意を問われている時にかわすような答えや笑いをとる答えは面接官の心に響かない!
のです。
会話のセンスを問われる質問だなと判断した答えは素晴らしいと思います!Kさんの笑顔と雰囲気にあっている答えですよね。
