私の魅力 | 星にねがいを(by.ふーちゃん)

星にねがいを(by.ふーちゃん)

母が統合失調症。
子育て中。
子どもの幸せを日々願う。
私ももう少し楽に生きたい。

私が知っている私の長所

・食べ物の好き嫌いがない。残さない。

・習字を習ってないのに字が綺麗

・魚を綺麗に食べる




・実は超偏食
忘れていたけど、幼い頃 すごい偏食だった。後、胃に溜まる白米やお芋類が苦手。胃が重くなるから。肉は3枚が限界、しかも、油を全てとってないと数日間 もたれる。
ニンニクなどは少量でも胃が荒れる。
が、20歳前半までの私。
ただ、母が唯一厳しかったのが食だった。
大人になり、出されたご飯を残さず、なんでもよく食べることを褒められた。
外で人の親からもそこを褒められた。
私の中で好き嫌いなく残さず食べることは、「娘として」の長所となった。

この長所と思っていた私の良いところを、今少しずつ捨てて、元の偏食の私に戻ろうと思う。許される場だけでも。

・字は、兄たちだけ習字を習っていて、兄たちがすごく嫌々習い事をしていたので、母は私には無理にさせたくなかった。でも、私は兄たちがしてることはしたかった、習いたかった。しかし、その後、友達の親から字を褒められることがずっと続く、大人になっても褒められることが続いた。私の中で、習ってないのに字が綺麗は私の自慢になった。
でも、実は自分では上手いと思ってなくて、少しでも字が汚くなりそうだと何度も書き直し、私のプレッシャーとなっていた。そして、少しでも字が綺麗な人をみると『私の方が綺麗だ!どうせ、習ってそれくらいでしょ?私なんて習ってないのにここまで綺麗に書けるんだよ。絶対、認めさせたい。』と心の中で必死で、敗北感で一杯だった。
子どもが出来て、病院とか受診すると子どもの問診やら名前やらでとにかく沢山書く。前は、字は心を表すと言われているようで、こういう時はとにかく丁寧に書いていた。
でも、子どもを抱っこしての記入は大変、そして、書いてる間も子どもがグズったりして、ゆっくりなんて書いてられない。
段々と綺麗に書くより、とにかく早く書き終わることが大事になってきた。
今の私の字はものすごく汚い。ミミズが這ったよな字。でも、私の心は汚くない、字は心を表すなんて嘘。
私の買い物メモを見て夫となんて書いてあるか当てっこをするのが楽しい(笑)
でも、この間、職場に提出する書類を少しだけ読めるよに丁寧に書いたら「達筆ですね!」って言われた(笑)なんて、素敵な褒め言葉!


・魚を綺麗食べる

これはお箸の使い方ではない、箸の入れ方ではない。手も使う、とにかく身を残さず、骨だけにしてという意味で綺麗に食べる。
これは私の自慢。
魚がとにかく好き、特にのどぐろと銀むつが好き。のどぐろも銀むつも高級魚で、そんなに大きくないから、沢山食べたい私は、身を綺麗に食べ尽くすのだ。
前は、身を残さないこともだけど、箸を綺麗に魚に入れたり、手を使わないで食べれるようになりたいな、、、と思ってた。
まぁ、出来るようになればやっぱいいな、とまだ思ってる。
あ、後これも母に褒められたから。母もキレイに魚を食べるから。母の良いところを私も出来ることが嬉しい。

そう、この3つとも母に関することで褒められたから。娘であることを褒められたから。

きっとね、ほんとの私のもってる長所ってこういうことではない気がする。上のような条件付きの長所とは全く、関係ない全く違う位置にある気がする。

私ね、自分の嫌いなところで「あーゆえばこう言う。」ところ。口が達者。何とでもいい負かせるところ。
私は6人家族で私以外は、とにかく無口で、器用で我慢強かった。
私はとにかくお喋りで、不器用で、わがままだった。
私は自分のうるさいところも、口が達者なところも嫌いだった。
初めて夫に認めてくれた。
私のよく喋るところを初めて聞いてくれた人、初めて私の話しをバカにせずに聞いてくれた人、何なら、私の話をとても関心して聴いてくれた、私の話しをすごいと言って、聞きたいと言って聞いてくれた。夫は私に話す人になった方がいい!すごいと褒めてくれた。
きっと、私の魅力って自分では恥ずかしいと思ってるところ、自分では嫌いと思ってるところ、直したい、隠したと思ってるところ。
嫌なのに出てきてしまうところ。