大洲の鵜飼い | 城本クリニック松山院長 椎野芳郎ブログ

城本クリニック松山院長 椎野芳郎ブログ

城本クリニック松山院長の椎野芳郎です。
お気軽にご来院下さい。
お問い合わせは、フリーダイヤル0120-107-929

先日、大洲の鵜飼いを見に行ってきました。ニコニコ音譜
鵜飼いは古代からの伝統ある漁法ですが、現在は全国で13カ所で行われているのみで、中でも大洲肱川の鵜飼いは、日本三大鵜飼いの一つだそうです。


お弁当付きの乗り合いの舟がありますので、予約をすれば気軽に鵜飼いをみることができます。
鵜飼いが行われるのは、6月から9月20日まで。
大洲の夏には欠かせない風物詩となっています。





鵜飼いを見るだけかと思っていたら、案内のお兄さんが大洲の古い街並や建物の観光案内をしながら舟乗り場まで連れて行ってくれます。目
お兄さんの話がなかなか面白くて、思いがけない観光案内にちょっと得した気分に。にひひ





説明を聞きながらぶらぶら歩いているうちに日が落ちて、ちょうどよい頃合い、夕闇がせまってくるころに舟乗り場に到着。
15~16人乗りぐらいでしょうか、こじんまりした屋形船が見えてくるとワクワクしてきます。





屋形船に乗り込み、それぞれ準備されているお弁当の前に座ると、舟は静かに川面を滑り出します。
しばらくは暮れていく川沿いの風景を眺めながら、提灯の灯りの下でのお弁当タイム。割り箸お酒
ちょっと優雅な雰囲気を楽しめます。

お弁当を食べている間も案内のお兄さんが、鵜飼いについて解説をしてくれました。
全国各地の鵜飼いで活躍している鵜たちは、すべて茨城県で生まれた鳥たちで、その割当数も決められている……… などなど。





大洲のもう一つの夏の風物詩、いもたきが肱川の河原で行われていました。
美しく染まった夏の夕暮れ時、川面をわたる風に吹かれながら眺めるいもたきの灯りと、かすかに聞こえるにぎわいは、ちょっと切ない気分に。





お弁当も食べ終わり、すっかり夕闇につつまれた頃、かがり火の炎を揺らしながら鵜飼いの舟が徐々に近づいてきました。メラメラ
かがり火の明かりに、川底で眠っている鮎が驚いてパニックになって浮き上がってきたところを鵜が捕まえるそうです。

鵜匠さんと鵜たちは、毎日苦楽をともにし、信頼関係を築いてきている仲間なので、鵜匠さんはちゃんと鵜の顔と名前の区別がつくそうです。
一人の鵜匠さんが、5羽の鵜の手綱を操ります。





鵜が大きく水しぶきを立てて水中に潜り、鮎をくわえて浮き上がると大きな歓声があがります。クラッカー
いっぱい拍手と声援を送ってあげると、鵜たちは気分を良くして張り切って鮎を捕まえるのだそうです。





みなさん、鵜たちの活躍に思わず歓声を上げて、おおいに盛り上がった夏の宵のひと時でした。
仕事を終えた鵜匠さんと鵜たちは、静かにお客さんの屋形船から離れていきます。
闇に小さくなっていくかがり火を見送っていると、やがて静寂に包まれ、去りゆく夏が惜しまれるようでした。



クリックで応援よろしくお願いいたします。



にほんブログ村




美容外科 ブログランキングへ