弱気で言い返せない嫁が苦手な方はご遠慮ください。
お返事できておりませんが、一つ一つ読ませていただいております。
何故かお義母さんが家にやってきてインターフォンは鳴るはパパはウロウロするはでリン太郎のご飯は中断しっぱなし…。
玄関から聞こえてくるのはパパの「何で?」とお義母さんの訳のわからない言い訳ばかり。しばらくすると流石に玄関でやりあってもしかないと思ったのかお義母さんとリビングに戻ってきた。
予想外の来客でリン太郎は興奮状態。
そのはしゃいでるリン太郎を見て自分を見て喜んでいると思ったお義母さんは「あら〜あっ!見てほら!リン太郎ちゃんグランマに会いたかったのねー」と、とんだ勘違い。
お義母さんもそんな状態なのでリン太郎がご飯を食べるわけもなく…。本当は出かけるし、しっかり食べて欲しかったけど仕方ないと思って片付けようとしていると、お義母さんが「あら?もう終わりなの?」と顔を突っ込んできた。
私は「なんか興奮しちゃったのか食べてくれないみたいなので、一旦片付けようかな?と思って」と言うと、お義母さんは「ダメよー!ご飯の時間でしょ?規則正しく食べないと!貸して!」と言ってスプーンを取られた。
「おい!」とパパが少し大きな声を出した。けど私はリン太郎の前だし落ち着いてと自分に言い聞かせて「分かりました。お義母さんまず手を洗って来てもらえますか?」と言った。
お義母さんは「そうよね。分かってるわよ。今洗って来ますからね〜」とリン太郎に向かって声をかけて手を洗いに行った。
その間もリン太郎はエプロンを外したいし、椅子から出たいし、まったくじっとしていられない。
椅子から抜け出して落ちそうになっているので仕方なく私はリン太郎を抱っこした。そこに戻ってきたお義母さん。
「ねぇ!リンリンさん?私があげるって言ってるじゃない。何で座らせてないの?」とお義母さんが言うので私は「リン太郎が嫌がって椅子から落ちそうだったので抱っこしていただけです」と答えると、お義母さんはリン太郎の前の椅子に座って、リン太郎を早く椅子に座らせるように言った。
私はリン太郎に「さぁ。ご飯の続き食べようね」と言いながらリン太郎を椅子に座らせようとするが、一旦嫌になってしまったリン太郎はなかなか椅子に座ってくれない。
けどなんとか椅子に入れてエプロンをつけた。
さぁ用意は出来ましたよお義母さん。リン太郎にご飯あげてください。
いつもと違う雰囲気に一瞬静かになったリン太郎。さっきまで嫌がっていたのにお義母さんから差し出されたスプーンに口を開けた。それを見たお義母さんは「ほら見たことか!」と言わんばかりの顔でこっちを見てきた。しかし、その一瞬のタイミングを崩されたからなのか次の瞬間。
そのスプーンを手をブンブンしてはたき落としてしまった。「あっ!」みんなが声を揃えて出てしまった。そしてお義母さんが「ダメじゃないリン太郎ちゃん!それはご飯を食べるものなのよ」とリン太郎に言った。
タイミングを崩され食べようと思ったものが食べられず、スプーンが落ちてさらに怒られてびっくりしてしまったリン太郎はもうイヤイヤモードに突入。
のけぞってエプロンをひっぱり外してしまった。「もーリン太郎ちゃんダメじゃなーい」とエプロンを拾いにかがんだお義母さんその隙に椅子から抜け出そうとするリン太郎。
もうこれは食べないと思うんだけどな。