ありがとうございます。
PANDAのリンリンです。 
このブログは私が経験した【過去の話】です。
記憶の曖昧さなど会話の部分や身バレ防止のため一部フィクションも含まれます。 

数年続けていた「いい嫁キャンペーン中」の出来事で、現在とは関係性が異なります。
弱気で言い返せない嫁が苦手な方はご遠慮ください。

いいね!やコメントも増えてきて嬉しいです。

お返事できておりませんが、一つ一つ読ませていただいております。









大祖母ちゃんには妊娠していることが伝わったと思った私。でも大祖母ちゃんが義両親にそれを伝えることはなかった。

もちろんそれを心配することもなかったので、その不思議な体験はパパには伝えていなかった。


戌の日参りをかなり過ぎたある日その日は突然やってきた。

朝いつも通り起きると、あんなに辛かったつわりが終わっていた。起き上がるのも辛かったのにその日はカーテンから漏れるお日様が眩しくて、目が覚めた時に「あぁ今日も1日始まるんだ…」と憂鬱なつもりで起き上がるとムカムカがスッキリしていて初めに思ったのは「お腹すいた…」だった。


つわりが終わった事が信じられなくてかなり半信半疑で朝ごはんを食べた。リン太郎はまだ寝ていて、タイマーで炊かれていた炊き立てのご飯にごはんですよをかけて食べた。美味し過ぎて2杯も食べてしまった。

それでも気持ち悪くなることもなくて久しぶりに「ご飯が美味しい」と感じた。


その後起きてきたリン太郎とも余裕を持って接する事ができた。ご飯を作ってあげることも一緒に遊んであげることもできた。母にも連絡して「つわりが終わったみたい。もう来てくれなくても大丈夫だよ」と伝えた。

母からは「良かったね」と一言だけ返信があったが、夕方リン太郎の好きなおかずを持っていつも通り顔を出してくれた。


その頃には少しずつ体型も変わってきていた。


つわりも終わって落ち着いてきたので少し遅れて戌の日参りに行くことにしてパパと予定を組んだ。

リン太郎にもそういう経験をさせたかったし、みんなで赤ちゃんを迎え入れる準備が出来ることが嬉しかった。

でも1つ引っかかったのはやはりお義母さんのこと。戌の日参りに声をかけなかったら…後から絶対に何か言われるし、根に持たれるに違いない。

けど「妊娠している」なんて知られたらそれはそれでめんどくさいこと万歳だし…。

パパが言うように生まれた時に事後報告したいくらいだな。と。でもどうなっても面倒な事からは避けられない気もする。




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