弱気で言い返せない嫁が苦手な方はご遠慮ください。
お返事できておりませんが、一つ一つ読ませていただいております。
お義母さんは帰ったものの私の中では「また来るのではないか…」とまだハラハラしていた。
その一方で妹はそんなこと全く気にしていない様子でその後のランチも喜んで美味しそうに食べていた。
私は自分を取り戻すのに少し時間がかかってしまったが、リン太郎のお昼の用意をして食べさせ始めたらそんなこと言っている余裕もなく、リン太郎の食事と自分の食事を終わらせた。
そしてその頃にはお義母さんに「迷惑」と言ってドキドキしたことなんてすっかり忘れていた。
もちろんお義母さんに「あとで連絡しますね」と言われたことも忘れていた。
妹と甥っ子くんとの楽しい時間も終わって父と母が帰ってきたところで私とリン太郎は帰ることに。
リン太郎はバイバイするのが嫌そうだったが、その日はパパが珍しく早く帰ってくると言っていたので早めに帰ることにしていた。
家に帰るとパパの方が先に帰っていて家の灯りがついていた。中に入るとパパがキッチンに立っていた。「ただいまー」とリン太郎がパパに駆け寄って行った。パパも「おかえりー」とリン太郎を受け止めてくれた。
見ると珍しく夕飯の支度をしていたパパ。
「代わるよ」と声をかけたが最初は「いいよー」と断られてしまった。けど、リン太郎をお風呂に入れて欲しかったのでバトンタッチした。
リン太郎は嬉しそうにパパと一緒にお風呂に行った。その間に夕飯を作りながら今日のことをなんてパパに話をしようか考えていた。
上手く話せるのかシュミレーションしてみるがドキドキが蘇ってきて上手くいかない。そんなことをしているとダイニングテーブルに置いてあったパパのスマホに電話がかかってきた。
画面を見てみると「お義母さん」だった。
私はドキッとした。
普段ならまだ帰っていないこんな時間に私に連絡する前にパパに電話して来たお義母さん、何をパパに話するつもりなんだ…。
画面を見ていると電話が切れた。が、またかかってくる。その時は2回電話が鳴ってその後にLINEが来ていた。
そんなにパパに急ぎの用事ってなによ?!
これはもうお風呂上がったらすぐに話しをしなくちゃ!と思った。
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