歩きすぎで足が痛いと書いた。
正確には、私にしてみると歩きすぎだが、
立ち仕事をしているみなさんにとって、
1日1万歩は通常営業らしい。
しかし、めちゃくちゃ身体が鈍っている私には
強烈すぎるようで、足のしびれがおかしいことになっている。
これは引っ越しをした直後から始まったのだが、
まず、両足の親指だけがぴりぴりと痺れはじめた。
昼間は少しぴりぴりして「変だな?」くらいの感じだった。
それが夜は痺れがひどくなり、少し痛いと思うようになった。
親指が痛いという症状で頭に浮かんだのは痛風で、
大酒飲みでもなければ暴飲暴食でもないのに痛風かい!?と
驚愕したのだが、どうもちょっと違うだろうと思った。
そのうちに、わずか数日で症状は親指から足の裏に広がった。
1日中、足の親指と足裏がぴりぴりする。
痛いとは言わないが、大きな違和感があり、気になる。
その痺れが日に日に強くなり、夜には痛みに変わり始めた。
それで足の痛みをキーワードにネット検索をかけたところ、
まず出てくるのは糖尿病。
それは痛風よりひどい・・・。
確かにBMIが24では何が出ても文句は言えない
のかもしれないが、糖尿だったらひどすぎる。
今年1月の会社の健診では空腹時の血糖値は90で、
別に他に何もそれ系統ではひっかかっていない。
にゃんじゃそりゃ?
読み進めて理解した。
これは手根管症候群の足バージョンだ。
手根管症候群は日本人の知人友人との会話では
聞いた覚えがないのだが、アメリカでは中年以上の男女は
もう誰も彼もが「あ、私やった。手術した」
「うちの母が~」「おれのじいちゃんが~」「友達が~」
という具合でいくらでも実例が出てくる
非常にポピュラーな病名だった。
(ちなみに英語で Carpal tunnel syndrome。
発音的にはカーポルタンネル)
簡単な手術でみなさんケロリと治っていた。
それの足版というのはいったい・・・。
この疾患なのかどうかの自己診断法というのが、
くるぶしの下の脈拍を捉えて、その下をぎゅーっと押してみて
足の裏にぴりぴりくるかどうかというものだった。
私は何が下手で苦手って、自分の脈を探すことなのだ。
両手首は元より、首でも簡単には見つけられない。
(心臓動いてんのかあたし?)
それでネット記事の指示通りに足の脈を探しまくること数分。
確かにその下を押すとぴりぴり来る。
ううむ。これか?これなのか?
そして問題の治療法としては、鎮痛剤や筋弛緩剤の処方が
あり、痛み止めのブロック注射のようなものがあったりして、
それでもダメなら鍼治療や手術もある、と。
しかしまずは安静、つまり歩くな、と。
えええええ?
うーーーむ。
なんかびみょ~。
鬱陶しいから治ってほしいけど。
せっかく健康を目指して歩き始めたのに、
なんと情けない軟弱な私の身体であろうか。
友人が足とか歩行治療の専門医を教えてくれたので、
もうしばらく様子を見ても改善しないようだったら
受診してみようかと思っている。
まったくねえ。