チーム・プロント、世界大会出場決定です! | 白クマの妻は今

白クマの妻は今

外国の白クマを夫にしたら予想外のイケメン子グマが2匹も出てきた。どぉする?

久しぶりに夜な夜なジュリーの曲を聴いていたら、

たまらなく恋がしたくなった。

 

沢田研二の声は、私の脳髄の一番やわいところに

容赦無くぐいぐいと食い込む性質があるのだ。

 

心も身体も疲れ切った金曜の夜の風呂上がりに

メーカーズ・マークをオン・ザ・ロックで飲みながら

ジュリーの歌なんか聴いちゃいけない。

気が狂うだけだ。

 

しかしその狂気のなんと切なく愛しいことよ。

 

人っていくつになってもそういう感情が枯れないんだなあ。

 

さて、もうひとつのいくつになっても枯れない感情、

世界的に健康的に政治的に社会的にも認められている

スポーツ観戦的な興奮の話をするぞ。

 

昨日今日と私はまたもや地球の裏側の

リングサイド(?)から孤独な吠え声を挙げる

謎のアジアばばあとなっている。

 

子グマ兄の母校(高校)のロボット部が

オレゴン州ポートランド市で開催中の

パシフィック・ノースウエスト(太平洋岸北西部)

地区大会に出場中なのだ。

(予選の話はこちらで~)

 

この地区大会の結果次第でコマは世界大会へと進む。

その日程は4月17日から20日。

 

ちょうど私が自分の引っ越しで

段ボール箱に囲まれているであろう日々である。

(何が何でも速攻で新居のネットアクセスだけは確保せねば!)

 

もしももしも、もし万が一、我がチーム・プロントが

そこへ行くのであれば、本当は私だってそこにいたい!

 

「アナタそんな高校生の地味な部活動に~~~」

と思われてる読者のみなさまに申し上げます。

 

私たちにとってこの世界大会はWBC、パリダカールラリー、

オリンピックにも等しいイベントなのです。

 

こういう大会で火花を散らし、熱く戦う青少年少女たちが、

正しいヲタクとして、世界のIT、エンジニアリング、

製造開発、はたまた宇宙開発の未来を支えていくのです!

 

断言します。

ヲタクを笑う者は、必ずやヲタクに泣くでしょう。<?

 

というわけで、16時間の時差に阻まれつつ、

私は朝5時から起き出してネット観戦です。

(ネット万歳!良い時代が来たなあーーー!)

 

もちろん、そんなことをしているのはこの広い日本と言えど、

私ひとりだけの可能性はかなり高いでしょう。

(3人以下にオールインだな)

 

しかし私は予選のブログ(リンクは上記)で書いた通り、

すでに顧問の先生に世界大会参加の際の大口寄付を

表明済みですから、そういう意味でも

どきどきしているわけです。

 

え?どのくらい出す予定なのかって?

 

今ちょっと検索してみましたけどね、

羽田から大会開催地のテキサス州ヒューストン市の

ジョージ・ブッシュ国際空港へ、再来週の大会期間に

往復しようとすると、デルタ航空で最低でも65万円を

超えるようですからね。

それはちょっと無理があると思いますので、

その半額くらいでご勘弁願いたいと思っています。

 

つか、航空運賃おかしくね?

なんでそんなに高いの!?

夏休み中でもないのにーーーーー!!!?

 

滞在期間が短いと高い可能性もあるかと思って

検索設定を2週間の滞在にしてみたら65万どころか73万に

なってしまった。どゆこと?

 

しかし昨日の予選の結果はぱっとしませんでした。

そして今日の最後の予選も1勝1敗。

かろうじて本戦に入ったものの、2戦目で敗退。

 

あまりにも悔しいイベント・トーナメントでした。

 

このFIRSTというロボット戦のキモは、

必ずしも自分の学校のロボットが強いというだけではなく、

3校の3機で1チームとして戦わねばならないということです。

 

どの学校とチームを組むのか、もとい、組むことになるのか。

その学校のロボットの強みを、

自校のロボットに活かせるのか。

 

ぶっちゃけた話、どんなに強いロボットを作り上げても、

最後にチームを組むことになる学校との相性が悪いと

足を引っ張りあって終わるのです。

 

つまり、時の運がかなり大きい。

 

それが証拠にこのチャンピオンシップ・トーナメントも

予選をトップで抜けた学校は第3ラウンドで敗退。

どれだけ悔しかったことでしょう。

 

かくいう我がチーム・プロントは第2ラウンドにて敗退。

 

そこに各トーナメントでの特別賞で点が加算され

同点決勝戦で優勝チームが決まるまで、

全チームの総合点はわかりませんでした。

 

パシフィック・ノースウエスト地区大会出場校127校中、

世界大会に出場できるのは22校。

 

15位という成績で、我がチーム・プロントの出場が

まさに今、確定いたしました。

 

苦節15年。

我がチームに幸あれ!