毎度ネット界で話題が多い料理研究家のリュウジさんです。
私にとってこの方は、かわいいアル中料理人ですが、
最近はYouTubeを見る時間がなく、
もっぱらネットニュースでその動向を(?)知るばかり。
数日前のニュースでは
「自炊をした方が安く済むか?」
という話題で実に的確な回答をされておりました。
つか、私の回答とまったく同じですけど。
自炊なんてのはやりたい人がやってみられれば
よろしいんですよ。
やってみてからご自身に合っているかどうかお考えに
なって、続けられるのかどうかをお決めになればよろしい。
安く済むかどうかなどというのは、
安く済ませられる技術や知識があるのかとか、
自炊をしないとどのくらいの出費になっているのかとか、
ただもう安ければ良くて、味や栄養はどうでも良いのか
とか、それはそれはたくさんの要素が絡み合っていると
私は思います。
食事はもちろん栄養の問題もありますが、
日々の個人的な満足感も満たしてくれる場合が多いので、
多角的な要素が含まれています。
私が満足する食生活が、他のすべての方を満足させるなどと
いうのはあり得ません。
ちなみにリュウジさんはお金の問題だけであるならば
自炊などしなくていいと言い、お金と時間が惜しいならば
やらずとも生きていけるとおっしゃったようです。
まさに正論。
しかし、私が着目したのはそれに続くコメントでした。
「自炊出来ると嫌なこと言われても「そんな口聞いて
いいのか?俺は家でお店ばりの炒飯作れる身だぞ」と
なるので実質チートスキル」
これ、料理とかとまったく関係のないところで
私のココロに突き刺さりました。
このかわいいアル中にいちゃん、正直で好きだあ~。
さあここから黒いクマ妻が出ますよ~。
私は公私共に、嫌な人から嫌なことを言われると
プチ切れないようにぐっと堪えつつ考えます。
「勝手にほざいてろ。あんたは私がただのチビデブアジア
ばばあだと思っているだろうが、私には16歳から
自分の足で立って太平洋を股にかけてバイリンガル人生を
歩んできた自負があるんじゃい。かわいい息子もふたりも
産んで育てたんじゃい。胸を張れる仕事もしとるんじゃい。
なんなら和洋中プラス製菓製パンもできるんじゃい!」
職場のお偉いさんの前でも私は割とリラックスして
堂々としていられる方で、それはひとえに
上記の内容を心に秘めているからだと思います。
上司の皆様方は確かに偉い。
私よりも頭も切れるし行動力もある。
それでも私は人間として、必ず彼らよりもひとつやふたつは
秀でた過去か経験か知識か技能があるはずだと
自負しているということなのです。
そう考えると、私は心にもない言葉で
こちらにはまったく非のないことを
幾度も謝罪しなければならなかったりしても、
どこかで堂々と心穏やかでいられるのです。
多分、私よりも頭の良い方々には
それがバレていると思います。
でも、私よりも頭の良い方々は
そんなことは屁とも思いません。
きっと彼らも私と同じような自負があるでしょうから。