まさかの出張ヘアカットVIP待遇なう | 白クマの妻は今

白クマの妻は今

外国の白クマを夫にしたら予想外のイケメン子グマが2匹も出てきた。どぉする?

今の住居に越してきて、近所の美容室にお世話になっていた。

 

私はほとんどの男性よりも短いカリアゲの

ベリーショートなので4週毎にカットしている。

 

許されるならば2週ごとに整えたいくらいだ。

 

この美容室は地元に根ざして数十年というお店だったが、

昨年末に閉店された。

 

このお店では母、クマ姑も2回カットをしてもらったし、

子グマ兄もお世話になった。

 

先生は引退されたようだが、そこでこれまた数十年

勤めておられた美容師さんは、他で勤める気はないが、

出張カットならやってあげるわよと言ってくださった。

 
まさかそんなVIP待遇が許されるものであろうかと

話半分でいたのだが、今年に入って本当に我が家に

いらしてくださり、今日はクマ姑の髪もカットしていただいた。

 

無論、シャンプーもないしブローも辞退している。

切ってさえもらえればもうそれで全然まったく問題ないのだ。

 

ありがたいことこの上ない。

 

他にも私のような顧客がいるようなので、

きっとそれなりに良い気分転換とお小遣い稼ぎに

なっているのであろうと推測している。

 

クマ姑の特別養護老人ホーム入居待ちのための書類が揃って

提出し、施設の担当さんの面談が来週に予定されていて、

その後、本当の待機リストに入るらしい。

 

そうしてじわじわと、3ヶ月先なのか半年先なのかは

誰にもわからないけれど、別れの準備が進む中、

この美容師さんにもあと何回切っていただけるか

わからないなあと考えている。

 

今住んでいる地域が気に入ったので、

近場でひとり暮らしのアパートが見つかれば万々歳だが、

タイミングというものがある。

 

母が今のアパートから退去すると同時に時限爆弾ではないが、

私自身の退去が迫られるタイマーが動き始める。

 

その時に良い物件が出るかどうかがすべてだ。

 

情けない話であるが、勤めている会社と業務に

自信も安心感も持てない今、いつ私か上司かどちらかが

プチ切れて退社する日が来るやもしれぬ。

 

そう考えると、新しいアパートの賃貸契約は

向こう3年や5年は気に入って住める物件であってほしいし、

勤務先があるうちにきっちり締結したいと思っており、

次の引っ越しは本当に引退する時か、

賃貸を止めてマンションを購入する時だと

心づもりをしている。

 

ここでハズレたくないし、はずせない。

 

過去23回(+2回)の引越し経験のすべてを総動員して

大学時代以来、2回目のひとり暮らしを成功させたい。

 

というわけで、せっせと賃貸アパートのウエブサイトで

検索をしているが、どれもこれも帯に短し襷に長しと言うか、

狭すぎるか高すぎるか駅から遠すぎるか間取りが悪いか

古すぎるか収納が足りないかキッチンが狭いか陽当たり悪いか

建物の外観が異常か(笑。以下略)もう本当に難しい。

 

無論、今、「これは理想だー!」という物件が

出てきてしまっても反対に困るので、

そのへんのところはいるかいないか謎の引越しのカミサマに

良きに計らっていただけるように祈るのみ。