今はヘドニックよりも求むユーダイモニック | 白クマの妻は今

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外国の白クマを夫にしたら予想外のイケメン子グマが2匹も出てきた。どぉする?

昨日のブログに書いた、お手軽日帰り観光で行ってみた

羽田空港のお店で愛媛県のキャンペーンを開催されていて、

シールをもらった。

 

いわゆるご当地キャラというのが今は全国津々浦々に

あるらしいが、私はくまモンとふなっしー(まだ非公式か?)

くらいしか知らない。

 

そんな中、愛媛はやっぱりみかんなんですわね、と思った。

 

そばかす顔の犬みたいな感じで可愛らしいと思ったのだけれど、

その名前に気づいた瞬間、リアルに吹いた。

 

みきゃん

 

 

ぶわっはっはっはっは!!!

腹抱えて笑っちゃうレベルのネーミングだわ!

んもう、これを選んじゃう愛媛県人、大好きかも。

愛媛、人生で一度も行ったことないけど。

多分、死ぬまで行く予定もないけど。

 

日本語ってさ~、素晴らしいと思うんですよね。

英語をある程度学んだので、比較対象ありで言えるかも

しれないと思っているのですが、日本語の美しさと楽しさと

深さと、今どきで言うところの多様性って最高だと思います。

音で遊べて文字の視覚性でも遊べて何でもできちゃう。

 

失笑するでしょ?

みきゃん。

しない?

 

ま、しない人はしないのかな。

する人はクマ妻的にはズッ友かもな。

つか、こんな変なブログを読んでる時点で

きっと失笑する人の率はかなり高いだろうな。

 

さて、先日、仕事関連で新しい単語を覚えました。

 

唐突ですが「クマ妻のひとくち英語講座」のお時間です。

 

今日の単語は

「Eudaimonic ユーダイモニック(ゆうでいもにっく)」

お調べいただくと、幸福と訳されるようですが、

ウィキさまによると繁栄とか祝福とか、まあ、

ありがたい状況が並んでおります。

 

私は「Hedonic ヘドニック(ひーだにっく)快楽的」

という単語と対になった状態で学ぶことになりました。

 

簡単に私のレベルでの理解で行きますと、

「しあわせって何だっけ?」という話です。

 

この言葉を読んだだけで私の脳内ではさんまちゃんが

ポン酢を持って歌い踊るのですが、

それは昭和女子だからでしょうね。

 

本題です。

 

ヘドニックという単語は以前から知っていたもので、

何と言うか、奔放的に短絡的にわかりやすく自分が好きで

気持ちの良いものを単純に求めるという感じでした。

 

それに対してユーダイモニックという言葉があると

初めて知ったわけです。

 

ヘドニックは自分自身が、主観として、しあわせに感じること。

例えば自分が美味しいと思うものを食べるとか、

好きな音楽を大音量で聴くとか、

推し活動をするとか、

三大欲求の食欲・性欲・睡眠欲あたりですね。

 

それに対してユーダイモニックなしあわせというのは、

自分一人の問題ではなくて周囲の状況を

ぐるっと含めた満足感という感じでしょうか。

 

目標が達成できたとか、周りの人たちとうまくいってるとか、

最近よく聞くようになった「自己肯定感」とか。

 

例えば必ずしも自分自身はそんなに好きではなくても、

家族が大好きで喜ぶ料理を作って感謝されたりするとか、

そういう時の幸福感がユーダイモニックなようです。

 

私は自分の欲しいものを買う喜びはもちろんありますが、

誰かのために「あ!これきっと!」と思って

プレゼントしたものがヒットすると更に大きな喜びを感じます。

 

自分がどんなに満足している状態であっても、

家族や友人が悲しんだり苦しんだりしていると

しあわせになれませんよね。

どうもそこがユーダイモニックらしいです。

 

人生というのはつまりこのヘドニックとユーダイモニックが

ふたつそろって初めて「満足」ということになる、と。

 

仕事で学んだ言葉ですが、私生活もまんまコレだなと思います。

 

なんだかんだ言って、同居の認知症の母に一喜一憂させられる

のは結局これなんだなとしみじみ思います。

 

今の私には、自分が美味しいものを食べるよりも、

母が美味しいと言って、もしくは言わなくても

ひと口以上食べてくれることが、しあわせと言うか、

私の心に平安をくれるのです。

 

それがどんなに難しいことか・・・。