趣味じゃない園芸の難点@東京 | 白クマの妻は今

白クマの妻は今

外国の白クマを夫にしたら予想外のイケメン子グマが2匹も出てきた。どぉする?

庭のパンジーの花びらが実に妙な感じで

ちぎれていることが何度かあり、

こんな真冬にどんな虫が来たのかと思った調べたら

ひよどりが食べていった可能性があるとわかった。

 

なんじゃそりゃ?

 

東京の園芸ごっこはシアトルの園芸ごっことあまりにも

敵の種類が違っていて本当に右往左往させられる。

 

ほぼ1年やってきて沢山の学びがあったと思う。

 

聞いたこともない虫。

想像もできなかった病気。

日当たりが良すぎて日陰がなくて苦労しまくった夏。

恐ろしいほど長く暑かった夏。

 

そして今は夜間気温が5度以下になる日が増えたので、

いくつかの鉢を夜な々々リビングの窓際に取り込み、

気温が7度くらいになったのを見極めて昼前にまた外に出す

という作業が増えてしまってうんざり。

 

0~5度ならば、取り込むのはシンピジュームとカランコエと

プリムラの5鉢で済むが、零下になってしまうと

カーネーションやバコパ、ロベリア、ブラキカムも

凍ってしまうかもしれない。

 

でも、そんなに沢山の鉢を入れる窓際はないし、

鉢の皿も足りない・・・。

 

まいったなあ。

 

冬の園芸の苗選びはこういうことも見据えないと

ダメなんだなあ。

 

また、しばらく謎だった虫も何だったのかわかった。

 

花の蜜を吸いに来る虫が、ハミングバードの極小版みたいな

やつで、蛾だろうというのは羽でわかったが、

これらはスズメガのホウジャクだと思われる。

 

これをかわいいと思う方もいるようだが、

私は幼虫が怖いのでかわいいとは思えない。

卵を産み付けられて春に幼虫が出てきたら

あっというまに植物はやられてしまうらしいし・・・。

 

植物は生き物なので、そう簡単に殺してしまう

わけにもいかず、なんとかかんとか冬越えをさせて

春を待ちたいと思う。

 

シンピジュームの花芽は3本が間違いなく花で、

そのうち2本はむくむくと蕾が大きくなって伸びてきている。

 

それを認知症の母、クマ姑が毎日飽きずに延々と眺めている。

 

きれいに咲いてくれよと願うばかりだが、

咲いたら咲いたでその後はぎゃあぎゃあと植え替えをしろとか

鉢を増やせとか言うのがわかっているので(すでに言ってる)

もう徹底的にうんざりなのだ。

 

この母は確かに何十年も見事にくらくらするような数の

シンピジュームとデンドロビュームを育てていた過去があり、

その経験と知識を非常に強く誇示したがる。

 

それは構わないのだが、最近はその内容がめちゃくちゃに

なってきていて、明らかに間違っているのだ。

先週指示したことが今週は違ったりするし。

 

時代はネットで、私はいくつかのYouTubeも見たので、

このヒトの言うとおりにしていたら、

今の鉢に花など付かなかっただろうとわかっているだけに

これからどうそれをかわして誤魔化していくのかが

すでに頭痛の種になっている。

 

植え替え、鉢選び、水やり、肥料の種類と量と頻度、

日当たりの把握と置き場所、そういった諸々の記憶が

もうこのヒトの中でめちゃくちゃになっているのに、

実に偉そうに間違ったことを私に説教&指示し続けるのを

上手にかわさないといけない。

 

下手にこのヒトの言うとおりにしてうまくいかなかったり

した日には、今度は延々と私が間違っていたことにされて

ぐちぐちと文句を言われるのがわかっている。

 

花は美しいと思うし、私だって植物を枯らしたくはないが、

とんでもない面倒を背負い込んでしまったものだ。