祝クマばあ89歳! | 白クマの妻は今

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外国の白クマを夫にしたら予想外のイケメン子グマが2匹も出てきた。どぉする?

昨日はちゃんと朝のうちにブログを書いたのに、
アメブロがメンテナンス中で更新できず、
すっかり私も忘れてしまって、はっと気がついたら
無茶苦茶遅くなっていた。
「なんだ~?クマ妻、どした~?」
なんて思ってくれた人がいたら、ありがとうございました。

子グマ達はへらへらと夏学校に登校中です。
午前中だけの学校ですから、大した事ではありませんが、
平日少しでも2人揃ってどこかに消えてくれるのは
ものすごくありがたいです。
そうでなければ、つまり来月はこうなるだろうという
予測ですが、奴らは毎日でれでれだらだらと9時頃まで
寝倒すか、早朝からテレビマンガを見始めるかで、
手の付けられない状態になる事でしょう。

また、学校自体も授業はひじょ~~~にゆるいようです。

まあ、落ちこぼれだけを集めた学校ですから、
確かに子グマ兄弟も「英語の読解」はすごく必要ですが、
授業の半分の算数は馬鹿馬鹿しくてやってらんない
レベルなんだそうだ。

それを聞いてクマ妻ははっとして、
「ちょっと子グマ弟、もしかしてアンタ、算数の授業で
『これ簡単すぎ~!寝ててもできるじゃ~ん』とか
言ってないでしょうね!?」
と聞くと、案の定、やつは
「うん・・・言ったかも・・・」
と答えた。

そこでクマ妻は延々と「能ある鷹」の話を説教する
はめになったわけである。

な!美徳なの!それが日本人の美徳なの!
アメリカ人はちょっとびみょ~に違うんだけど、
それでもやっぱり能ある鷹は爪を見せびらかしちゃ損なの!
ここはアメリカだから、完全に隠さなくても良いけど、
「チラ見せ」くらいにしておかないとダメなの!
あんた、そうでないと友達に嫌われるよ!

ところが子グマ兄が言うには、初日に担当教師が
生徒のレベルを把握する為に行ったテストがあって、
子グマ兄は5年生約30名の中で唯一100点満点。

それをまた、先生が発表しちゃったらしい・・・。
それじゃあ能ある鷹は爪を見せびらかしまくりじゃないよ。
アメリカって・・・。

まあアメリカだからしょうがないか。
さて、本日の本題です。
(いつも前置きが長くてすみません)

先日、白クマのばあちゃん、クマばあの89歳の誕生日で、
白クマの伯父さん夫婦の家に親族が集まり、
パーティがありました。

それぞれが料理を持ち寄る、いつものポットラックです。
クマ妻はチキン・ピラフを炊きましたが、水分量を
間違って、ちっともピラフでない、やわらかトマトご飯に
なってしまい焦りまくり。
でも、白クマの家族にはノー・プロブレム。
味さえ良ければすべてはオッケー。
「クマ妻~、このご飯美味しいわ~!」と大ウケ。

10種類の野菜をコールスロー状態で合わせた
サラダも大ヒット。

クマ妻はレタスをメインにした、いわゆるグリーンサラダが
あまり好きではありません。

理由は見た目ばかり大盛りでも、実はろくな野菜が
入ってないところに大量のドレッシングをかけてしまって
栄養分的に不合格なことと、アメリカはとくに
調理法が大ざっぱなので、おしゃれなレストランの
サラダでも、妙にレタスが大きく切ってあって
(そう!立派なレストランでもレタスがちぎってなくて
包丁で切ってあるというていたらく!)
口に入れにくくて食べにくいところが嫌いです。

ですから、クマ妻の作るサラダはとにかく
細かく切って具沢山。これに限ります。

キャベツは長させいぜい5センチ、幅4ミリくらいの
雑な千切りにしてしまい、軽く塩をしてしんなりさせた後、
水ですすいで塩気を切ってからしぼっちゃいます。
そこに、細かくちぎったレタスとルッコラ、
細切りにした青しそ、玉ねぎ、赤と黄色のパプリカ、
きゅうりにトマト、人参はチーズグレーターを使って
細かいささがき状で混ぜ込みました。

このサラダを食べて、伯母さんと従姉妹達が
「きれいに作るわねえ~。これってやっぱりマンドリン?」
と聞きます。

は?まんどりん?
マンドリンって何?
クマ妻にとってはマンドリンとは弦楽器の名前なのだが?

「ほら、あるじゃない、あの、野菜を細い板に沿って
しゃーしゃーやって切る機械、あれよ~」

おお!あれか!
あれはベンリナーと言うのだが、それは商品名か。
う~ん。
あれは確かにクマ妻も持っているが、刺身のつま作り
以外で使った事がないんだよな・・・。
お節の紅白なますも手で切った方がやっぱりきれいだし~。
そっか~。あれは英語でマンドリンと言うのか~。

「なに?じゃ、これ全部手で切ったわけ?
あ、良い包丁持ってるのね?」

まあ、包丁は東京の杉本か京都の有次ですわねえ。

「わたしさ~、この間、ダウンタウンの店で
日本の包丁見たのよ~。すっごく切れそうでさ~。
でも135ドルとかするのよ~!」

いや、杉本も有次も、そんなに高くはないですよ。
その半分で一般家庭用の包丁は買えますよ。

「やっぱり包丁が良くないとこういうサラダは
できないわねえ~」

あ~、どうでしょう。
弘法も筆を選ぶのか、選ばずなのかは微妙ですねえ。
問題は技術なんじゃないかと~~~。

そこへ、少し遅れて登場した従姉妹とその子供達4名。

「わあクマ妻、久しぶり~。あ、このご飯、クマ妻作ね。
これ、乳製品か小麦粉はいってる?」
「は?そんなもんは入ってないわね。お米と野菜と鶏肉よ」
「あ、じゃこれはイケるわ。じゃこっちのサラダは?」
「えーっと、ドレッシングにマヨネーズは使ってるわよ」
「だいじょぶだいじょぶ!マヨネーズは大丈夫」
「・・・誰の話してるの?誰がアレルギーなの?」
「次男と私が乳製品と小麦がだめなのよ」
「いつから?」
「先月から」

なんじゃそりゃ?

(この項、つづく)


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