どうして僕に空を教えてくれなかったんだ | 海と空と航空機ときどき船@白桔梗

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南洋の空
サイパンの空(2014年)


どうでもいいボヤキです。
僕は長いこと、空を意識したことがありませんでした。
親はどうして僕に空を教えてくれなかったんだろう、という文句です。


僕が空に魅せられたとき

僕が初めて空に魅せられ見入ったとき。それは、グアムに出かけたときに航空機内から眺めた南洋の空でした。何がと言われても困るのですが、やけに気になり、印象に残ったものです。ここから空への意識が始まり、そこを通る航空機というものに目覚めだしたのですから、何かしら感じるところはあったのでしょう。ことサイパンには、自分でもおかしいと思うくらいの思い入れがありまして。実際現地で空を見上げたとき(冒頭の画像)は、感極まってしまいました。おいおい、何があったんだ?

☆参考:白桔梗のグアム旅行

アラフォーの現在にしてこんな感じですから、それまでの人生において、空を意識することなど皆無でした。なお、僕が初めて空の上を体験したのは25歳。何とも遅い初体験です。よって、少年時代に空にかんする体験は皆無なのです。

そこで、思うのです。もし、幼少のころから空を意識することができていたら。空に関心を持っていたとしたら。今となっては繰り言に過ぎませんが、少年時代に1回でも航空機に乗る体験をしていたら、もしかしたら僕の人生は違ったものになったかもしれないと思うと、ちょっぴり遣る瀬無い気分になるのですよ。


親は空を教えてくれなかった

船の科学館
お台場・船の科学館(2012年)

そういえば、ウチの親は僕を色んな場所に連れて行ってくれました。特に裕福でもない家庭でしたし、親父は子どもの教育には無関心でした。そんな親父でしたが、その分休日には僕らを色んな場所に連れていってくれました。旅行も、日本国内限定ではありますが毎年出かけられる家庭でもありました。海にも山にも都会にも田舎にも、決して広くはないですが色んな世界を観ることができたとは思います。

が、何故か空の上にだけは連れて行ってもらうことはありませんでした。おいおい、どうしてそこを省く?と今思いますが、ひょっとしたら何か事情があったのかもしれません。空を体験すると言えば一番手っ取り早いのは航空機に乗ることだと思いますが、そもそも親ですら海外旅行に殆ど行かない家庭でしたから。唯一、親父が社員旅行か何かでシンガポールに行ったくらいではないでしょうか。母親にいたっては、全くその方面には興味がなかったようです。ちなみに連れて行ってもらった国内旅行は、全て自家用車での旅でした。

乗り物についても、二輪四輪自動車や船舶については、博物館や科学館的な場所に何度も連れていってもらった記憶があります。画像に挙げた『船の科学館(現在ほぼ閉館中)』には、何度出かけたことでしょう。が、航空機についてだけはそれがありません。例えば『航空発祥記念館(所沢市)』のような場所(といっても、あれができたのは僕が大人になってからですが)にでも連れて行ってくれていたら、あるいは航空管制などに興味がいったかもしれないですね。『船の科学館』で興味を持ったのは、機関部と日本海軍艦船模型そして航行管制だったと記憶しています。

☆参考:船の科学館
☆参考:航空発祥記念館


まあ、今更なことなのですが、アラフォーにしてここまで空だの航空機だの言っているので、もし幼少時にもっと空を体験していたらどうなったんだろう?と思ったまでです。と、最近空を見上げてばかりの白桔梗でした。うーん、せめて空港くらい行きたいなあ。1日放し飼いにしておいてくれたら、好き勝手遊ぶんですけどねー。