浮腫 と 利尿剤 と 貧血 | 心にうつりゆく よしなしごと 

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人間の中には どれくらいの 水分があるのでしょうか?

  • 全身の体重の60%くらいが水分,つまり体液です。
  • 水分は細胞の内外に細胞内と外の分布は 大体2:1に分かれています。 つまり 細胞外は 60x33=20% です
  • この 20%の 40%が血液ですから 血液量は 8% (体重の) 60㎏の人なら 4.8㎏ だということです。
  • 残りは間質液,つまり組織液です 20%x 0.6= 12% が 組織液です。
  • 血液と組織液の比率は 8:12= 2:3

浮腫の水分はどこにある?

  • むくみは血管外の皮下組織に過剰に溜まった水分です。 つまり 上でいう 間質液 にあります。
  • 毛細血管領域の主に動脈側から出た水分や蛋白で代表される物質は,いったん組織に栄養を配給してまたリンパ管や静脈に回収されます。その際には水分のほとんど90%は静脈に還り,残りの10%はリンパ管に還るという仕組みになっています。
  • https://www.js-lymphedema.org/?page_id=848 による

私の場合 

  • 浮腫がないとき 約 63㎏。 一番浮腫がひどい時 約68㎏。 この5㎏が一週間以内で 増えました。
  • 浮腫を無視したら 血液量は 63㎏の時は 63X8%=5.0㎏  組織液は 63x12%=7.5㎏ 
  • 浮腫がひどいときは これに 5㎏の 水分が 加わったことになります。

利尿剤を服用したら

  • 5日で 63㎏まで 減りました。 1日 1㎏減ったことになります。
  • すごい 効果です。

浮腫がひどいとき 水分が組織液に蓄えれれている水分が 血液を通して 腎臓から排出されたのですが その時の ヘモグロビンの濃度を考えてみます。 1㎏ の浮腫が増えたら という仮定を考えてみると

  • 63㎏の時 血液量 4.8㎏  この時 ヘモグロビンが 8.3でした
  • 血液量が 1㎏ 増えたら 血液量は (2:3 でしたから) 400g増えます。 すると ヘモグロビンは 8.3x 4.8/(4.8 +0.4)= 7.7
  • およそ 0.6程度の違いがでます。

となります。 つまり 赤血球量が 浮腫ある場合 と ない場合 同じだとすると(1日違いですから) 本来 8.3であるヘモグロビンは 浮腫があるおかげで 7.7 に下がるということです。

 

実際 私のヘモグロビンは 

  • 浮腫前  7.4
  • 浮腫時  6.5
  • 利尿剤後 7.1  (輸血の影響なし)
  • さらなる利尿剤  8.3  (輸血の影響あり 輸血の影響を除くと 7.8と推測)

と変化しています。

  • 浮腫前 浮腫後 の差は 0.9
  • 利尿剤服用 と 服用前 0.6
  • 更なる服用と 服用後 0.7

となります。

かなり 乱暴な 仮定で 正しいとは言えないと思いますが 利尿剤を用いることにより 血液量が 減少し その結果 赤血球濃度 すなはち ヘモグロビン値が 上がったのではないか と 推測できるのでは と思っています。

 

もし 正しければ 次週のヘモグロビンが (体重が変化ないとすれば 浮腫量が安定している事になり) 8以上になると思います。

もし 体重が増えたら 1㎏あたり 0.6くらいの影響が出るので 7.5-7.7 位だと思います

 

当たるも八卦当たらぬも八卦ですが。 さて どうなることやら。