隣の 患者 | 心にうつりゆく よしなしごと 

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連れ合いは 両肩腱板断裂、シェーングレン症候群、間質性肺炎を 
罹患して 

血液内科 の人の 病院滞在 時間は 結構長いのでは? と思う。

 

私の場合 採血してから 顕微鏡による 血球チェック というプロセスが終わってからの 診察に している

  • 普通の 自動分析器では 小一時間もあれば 終わるのだが
  • 血液像の分析は 200個の 血球を 白血球の種類を含めて 手動分析。

だから 2時間位 必要かと思うので 診察予約時間の3時間弱前に 通院する。

毎週 通っているので アシスタントの女性も 先生も 慣れたもので 早く検査が終わったら 早く 呼び出してくれる。

2時の予約なら 11時頃 採血

  • その後 食事をして
  • 外の待合室で 持参した 雑誌を読む。
  • 2時間位経過したら 血液内科の待合室へ 移動
  • 1時頃

その頃に 結果が出て居れば 1時に診察。

結果が出ていないと 先生 昼食に 出て行く。 30分もかからず 戻って来られると 直ぐに 呼ばれる

 

そんな パターンである。

 

先日も アシスタントの女性が 

  • 後 2人位で 呼ばれます。
  • 受付表 預かります

と 予定より1時間早く 呼んでくれた。

 

 

 

待合で ふと 横を見ると

 

アグリリン の ハンドブックを持った ご夫婦が。

多分 初めての診察で ET との結果が出たのだろう。 投薬の 書類を待っておられるようだ。

ご主人は スマホに夢中。

奥様は 多分 事情が 掴めていない様子。 あまり 深刻な様子でもない。

  • (私) 骨髄増殖性疾患 と 診断されたのですか? アグリリンの ハンドブックをお持ちなので 気になって声かけました
  • はい 血小板 多くて
  • (私) マルクしました?
  • マルク? 
  • (私) 腰骨から 骨髄を取る検査です
  • はい それが 済んで 結果を聞きに来ました。 
  • (私) 血小板 100万位ですか?
  • もうちょっと 多くて 120万でした
  • (私) JAK2 検査は?
  • 微かに JAK2 がある との診断です。 (と メルティングアッセイ の結果を 見せてくれた)
  • (私) MPN 患者会があるので 一度 ネットで 覗かれたら? 色々 患者間で 情報交換してますよ。
  • 貴方も 同じ病気ですか?
  • (私) 50% は 同じ病気ですが それ以外に 骨髄異形成症候群もあります
  • ?????????
  • (私) 貴女と同じ病気の方 多く知っていますが 皆さん 元気にされています。 20年位 通院されている方もありますが 大丈夫ですよ。 お大事に

と 話しを 切り上げた。

 

 

多分 ご夫婦供 まだ 病気の内容がつかめていないので ピンとこない話をしてしまったようだ。

帰られてから 色々 読んで 不安が増すのかも。

隣の ご主人 あまり関心が無さそうにされていたのが 気になったけど。

 

私の場合 最初に 論文を渡され 予後の話まで 出たから 瞬時に シリアスな 病気と 判断できたけど MPNの場合は そんな 話しにはならないのかもしれない。

考えてみれば 血液内科の待合室なので そんな 方 多くおられるのだろう。 私が 診察を受ける時間帯は ガラガラ 状態なので 会う方も 少ないのだけど。