台南市「安平古堡」と「安平樹屋」 | 城取博幸のスーパーマーケット見聞録

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して行きたいと思います。

台南ブログ続き

「安平古塁」

台南市内からタクシーで安平へ

天気はよいが暑い

「安平古堡」の歴史

1624年、オランダ東インド会社によって築かれた台湾最古の城堡

400年前の建物

当時は「ゼーランディア城」と呼ばれていた

1662年に「鄭成功」がオランダ人勢力を駆逐し、鄭氏政権3代にわたった居城

ちなみに、鄭成功の母親は平戸市市川町の「田川マツ」

海に近いため日本統治時代には城砦が整地され「税関宿舎用地」となった

第2次世界大戦後は「安平古堡」と命名され博物館や展望台に転用された

麓氏を感じさせる当時のレンガ造りの壁

風化が進んでいる

レンガはわざわざインドネシアから運ばれたという

レンガ部分は風化が進んでいるが

よく見ると、レンガの表にモルタルのようなものが塗られている

これは統治時代に日本が整地した証拠か

見た目は悪いがレンガはしっかり保存されている

剥がす必要もないと思う

レンガの積み方

この壁は上の部分と下の部分ではレンガの積み方が違う

上の部分は「現代積み」で1枚のレンガをそのまま使っているが

下の部分は大きなレンガの下に半分のレンガが交互に使われている

これが「イギリス、オランダ積みレンガ」

日本の横浜倉庫や平戸のオランダ商館跡もこの積み方

この積み方の方が強度があると言われている

 

「熱蘭遮城博物館」

入口の「オランダ東インド会社」のマーク

多くは年代が一緒に書かれている

説明文は日本語もある

当時の港

中学生がメモを取りながら熱心に勉強している

「歴史を学ばない国は亡びる」

オランダ東インド会社が扱っていた穀物

 

展望台

入口

館中は資料館になっている

日本語の説明もあるので、時間のある人は時間を割いてはいかがでしょうか

角型螺旋階段

いいデザインだ

展望台からの景色

日本の天守閣から見たような景色だ

古いガジュマルの木が茂る

地面の案内板

日本風建物が

「徳記洋行」

イギリス人が開設した貿易会社

瓦を使った日本建築

こちらは洋風建築

墨字の展示をしている

 

「安平樹屋」

長い年月経てガジュマルが茂ってしまった倉庫跡

手を加えないとこうなる

これがおもしろい

ガジュマルに覆いつくされているが、ちゃんと管理されていて危険性は少ない

芸術的だ

ただし蚊が多いから注意

これも歴史

ここのレンガの積み方は「長手積み」

レンガの大きさも厚さも違う

 

「安平豆花」

台湾スイーツのチェーン店

「豆花」が名物

200円~350円と安い

店内はガラガラだがすぐに満席になる

私は抹茶のかき氷オンザアイス

かき氷はキメが細かいカット

冷凍から出してきたので作り置きしてあるようだ

連れは「豆花」

これが名物

 

夕食は「台湾料理」

連れとは今日でお別れなので台湾料理を一緒にいただく

一人では量が多すぎるためこういう店には入れない

メニュー

台南の外食店はクレジットカードが使えない店が多いため、事前に確認する必要がある

私の手持ちの現金は400ドルのみと心細い

翌日銀行で両替する

蒸し鶏

酒蒸しなのか身は柔らかい

麻婆豆腐

全く辛くない麻婆豆腐

蟹と野菜の炒め物

小さな蟹のむき身がたっぷり

火加減、塩加減が丁度いい

あっさりとした味付けで野菜はパリパリ

これが名物の鮮やかな緑色のスープ

「あおさ」なのか「緑野菜」なのかは分からない

野菜と海産物が入っていてうまい

白身魚の蒸し物あんかけ

これも味は薄め

最後はエビチャーハン

台湾料理店のチャーハン、焼きそばはハズレがない

ごはんはパラパラ

日本人はチャーハン、焼きそばを食べると安心する

私は台南はまだ2日間滞在するためスーパーマーケットも視察する

B級グルメも堪能する予定だ