ホームページ更新と築地市場 | 城取博幸のスーパーマーケット見聞録

城取博幸のスーパーマーケット見聞録

城取博幸が国内外のスーパーマーケットを回り、ヒットしそうな商品紹介を
して行きたいと思います。

ホームページ更新しました

1.「スーパーマーケット見聞録」

「ボストンのスーパーマーケット見聞録」

遅くなってしまいましたが、今年1月にニューヨーク、ボストンを訪問した時にまとめたものです

PDF68ページと少し長め

視察したらしっかりまとめておかないと

 

「マーケット・バスケット」

「奇跡のスーパーマーケット」で有名になった企業

基礎食品を安く売る「コモディティ型」企業

「ウェグマンズ」

小売関係者では誰もが知っている企業

「ミール・ソリューション」が進んでいる

購入して何品か紹介しました

「ALIDI MARKET」

ドイツ発のハードディスカウント

同じ業態の「LIDL」もアメリカ上陸

2.「研究」

「大阪 LUCUAの研究」

主に「グローサラント」と「セグメント」について書かせていただいた

「バルチカ」 外食ゾーン

「FOOD HALE」 外食、中食ゾーン

「KIRCHEN MARKET」 内食、中食、外食ゾーン

「業態が溶け始めた」

 

3.資料集

2018年3月の家計調査報告

・食料品は101.7% かろうじて前年をクリア

・魚介類 93.7% 相場、品不足のせいにせず、根本的な改革が必要

・生鮮野菜 103.3% 相場に左右されているが、付加価値を高めることが必要

・生鮮くだもの 97.2% 品揃えが詰まらない 国産にこだわる必要ない

・肉類 101.8% まだ伸ばせるのでは

・主食的調理食品 105.4% 米飯類、やきもの、サラダ好調 揚げ物から脱皮が必要

4.「セミナー」

TERAOKA様セミナー 5月23日仙台、6月6日福岡、6月19日松江、7月5日新潟、7月25日東京

を予定しています

タイトルは「ミール・ソリューション最新情報と2つのロスの削減」です

興味のある方は展示会のついでに参加されてはいかがでしょうか

 

築地市場に行ってきました

グローサラント時代、生鮮市場、レストランは見ておかないと時代について行けない

海外の市場はよく見ているが、日本の市場を見るのは久しぶり

外国人の目で見てみる

地下鉄を降りると、築地本願寺

コンクリートの建物

「本願寺カフェ」を覗いてみる

プロントが運営しているカフェ

最近話題の「朝食メニュー」

お粥と味噌汁 それに16種類のおかず

朝8時~10時までの限定メニュー

またの機会にした

 

築地構外市場

土曜日であるため人でいっぱい

生鮮市場らしさはあまり残っていない

「寿司」と「乾物」中心の市場だ

人が多すぎて地元の人が買いづらい

わさびと粒山椒

観光案内所で地図をもらう

観光案内所

地図 銀座から歩いてくる観光客も多い

例の有名な玉子焼き屋

最近、スーパーマーケットでも卵焼きを自店で焼くようになった

1パック100円で飛ぶように売れている

江戸の玉子焼きは甘い!

好みで、和辛子をつける

個人的には、関西のだし巻きの方が好きだ

有名な寿司屋は長蛇の行列

仕方ないので、空いている大衆寿司屋に入る

いかにも観光客相手の店構え

2階のカウンターに座り、海鮮丼と焼き雲丹セットとあおさ汁を注文

何やらビニール袋とタッパーに入ったネタで盛り付けているぞ

寿司屋の趣なし

外したかな?

ライスマシーンでライスを丼によそって奥の棚にストックしている

最近のスーパーマーケットと同じだ

しかし、出来はキレイだ

ネタを多く使えばキレイに盛り付けられる

焼き雲丹は、事前に焼いてあり、注文が入ればバーナーで温める方式

注文したものが出てきた

たたきまぐろの周りに生ネタと生海老

まあこんなもんかな

焼き雲丹

けっこうボリュームがあり、これはおいしい

ここで気づいたこと

カウンターで待っている間、丼をつくっているところをずっと見ている

丼や弁当を盛り付ける場合、料理の正面がある

ここは、丼の盛り付けの正面の向きが、客のカウンター側に向いている

普通、自分側に向けて盛り付けるが、この寿司職人は逆向に盛り付けている

不思議に思ったので、職人さんに聞いてみると

「カンターに座っている客にそのままの向きで出すため」と答える

「客の座り位置によって、盛り付けの向きを変える」という

「こんなことを聞いた客は少ない」という

これぞ、日本の寿司職人 これには感心した

本人の写真をパチリ

他の店も紹介します

有名な「すしざんまい」

うに専門店

外国人女性が販売

まぐろ専門店

まぐろの解体ごの頭と骨

まぐろは、「サク」「刺身」「寿司」から、鮮度、部位によって「まぐろ丼」「まぐろチャーシュー」「フレーク」などに変わり、捨てるところがない

先人の知恵でうまく加工していた

江戸時代は、まぐろが取れすぎて、「ねぎま(まぐろとネギの煮物)」から、「まぐろ握り寿司」へと発展した

海鮮稲荷

食べ歩きできるように工夫

佃煮屋

外国人スタッフが販売

意外と外国人が買っている ちゃんと説明すれば売れる

これには驚いた

串刺しいちご

ハンディ用によく考えている

甘味屋 いちご大福

殻付きアーモンド

ベトナムで紹介したものは、シロップが絡めてある

ここは、殻を剥いて食べる

「牛ホルモン丼」

肉丼がもう少しあればうれしい

感想

確かに、インバンドで観光客が多いが、寿司屋、まぐろ屋と乾物屋しか目に入らない

築地魚市場というのは分かるが、海外の市場に比べてあまりおもしろくない

もう少し、生鮮食品や活魚、肉が欲しい

「和牛」をもっとアピールしてほしい

料理方法も「生」だけでなく、「焼く」「揚げる」「蒸す」「煮る」などの料理の幅が欲しい

と感じました